市川海老蔵「麻央のそばにいて感じたこと」


【市川海老蔵/モデルプレス=10月5日】歌舞伎俳優の市川海老蔵が4日、自身のブログにて、今年6月に乳がんのため亡くなった妻の小林麻央さんのブログをリポストし、「そばにいて感じたこと」を語った。

市川海老蔵・小林麻央さん (C)モデルプレス
市川海老蔵・小林麻央さん (C)モデルプレス
◆麻央さん「それぞれに合ったもの」

麻央さん亡きあと、彼女のブログを英訳し、配信を続けている海老蔵。「それぞれに合ったもの」というタイトルで、麻央さんが昨年10月27日に更新したブログを英訳したものをリポストした。

同ブログで麻央さんは、胃痛が続いていることを訴え、温かいお茶や人参ジュースを飲んでいることを綴っており、「人参ジュースは癌の方にも、とても人気ですが、皆に良い効果が期待できるわけではないようです。控えた方が良い方もいます」と説明。さらに「病気の種類や病状、身体によりそれぞれ合ったものを、たくさんの情報から選び取るのは難しいことと感じています。それでも藁をもすがる思い、信じるものは救われると、信じる思い、あります。できることがあることは、心の支えや希望になります。でも、自分にとっての希望が、誰かにとっても希望とは限らないです」と綴っていた。

◆麻央さん思い起こし思い綴る

市川海老蔵・小林麻央さん (C)モデルプレス
市川海老蔵・小林麻央さん (C)モデルプレス
海老蔵は、「麻央は普段元気な時は、薬はあまり飲まずに過ごすタイプでしたから、痛み止めを飲み続けてさぞや、病とは違った痛みもあったろうにとつくづく思います」と、当時の麻央さんに思いを馳せ、「人参ジュースも人によって違う効果がでる。との事です」と、改めて解説。

そして海老蔵は、「私が麻央のそばにいて感じたことは」と切りだし、「例え癌であっても、ケースに当てはめてはいけないとおもう。こういう場合はこう、で済ませがちですが、例えば日本人でもひとの顔が皆違うように、体つきが違うように、癌も全て違うような気がしました」と、同じ病でも、ひとくくりには出来ないと気づかされたことを明かした。

最後には、「だから、きっと、麻央もそのようにブログで書いて伝えたかったのかもしれないな、と、感じました」と綴っている。

◆妻・小林麻央さんが6月22日に死去

海老蔵と麻央さんは、2010年1月に婚約発表会見を行い、3月3日に婚姻届を提出。2011年7月25日に第1子である麗禾(れいか)ちゃんを、2013年3月22日に第2子である長男・勸玄(かんげん)くんを出産した。

2016年6月9日、海老蔵が行った記者会見において、麻央さんが乳がんを患っていることを公表。同年9月、医師からの「癌の陰に隠れないで」という言葉を受けブログを開設し、ステージ4であることを報告した。

麻央さんは家族とともに病と戦い、2017年6月20日までブログも更新していたが、22日の夜、自宅にて家族が見守る中亡くなった。海老蔵は23日の緊急会見にて、最期の言葉は「愛してる」だったことなどを涙を流し伝え、麻央さん亡き後も自身のSNSを更新し近況を伝え続けている。(modelpress編集部)

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