【ライブレポ】けやき坂46、涙で初全国ツアー完走!2期生お披露目…サプライズも “ハッピーオーラ全開の20人”で新たなスタート<セットリスト>


【けやき坂46/モデルプレス=12月14日】けやき坂46(通称:ひらがなけやき)が12・13日の2日間にわたって、千葉・幕張メッセにて「けやき坂46 ひらがな全国ツアー 2017 FINAL!」を開催。各日7000人、計1万4000人のファンが集結し、圧巻のパフォーマンスと全開の“ハッピーオーラ”でファンを魅了した。ここでは、13日に行われた公演のレポートをお届けする。

佐々木美玲、齊藤京子、東村芽依(提供写真)
佐々木美玲、齊藤京子、東村芽依(提供写真)
◆骨折の柿崎芽実、アンコールでサプライズ登場

佐々木久美、柿崎芽実、加藤史帆(C)モデルプレス
佐々木久美、柿崎芽実、加藤史帆(C)モデルプレス

柿崎芽実が、ファイナル公演の前日に行っていたリハーサル中に左手首を骨折し、両日とも欠席を発表。同公演でけやき坂46・1期生は10人で出演することとなった。佐々木久美はライブ冒頭で柿崎の不在を伝えると「でも芽実は明るく送り出してくれました。私たちも全力でパフォーマンスをします!」と力強く宣言。続けて「11人でステージに立っているつもりで見守ってください」と呼びかけると、ファンから「がんばれー!」と温かい声援が届けられた。

柿崎芽実(提供写真)
柿崎芽実(提供写真)
柿崎が不在の中ファイナル公演は行われたが、アンコールの『W-KEYAKIZAKAの詩』で腕にギプス(その上からけやき坂46公式タオル)を巻いた柿崎がサプライズ登場。大粒の涙を流しながら「元気な状態で絶対にここでライブをするので待っていてください!」とファンに誓った。

また『太陽は見上げる人を選ばない』では、ステージに散りばめられた11個のミラーボールがメンバーカラーに輝く時、中央の大きなミラーボールが柿崎のメンバーカラーでもある緑色に。ステージ上には確かにけやき坂46、20人分の思いがしっかりと存在していた。

◆高難易度パフォーマンスで魅せる!2期生もステージに登場

けやき坂46(提供写真)
けやき坂46(提供写真)
『ひらがな全国ツアー2017』では、各公演毎に「課題」が与えられ、それを次の公演までに練習して披露するといった企画を実施。様々な難易度の高いチャレンジを成していくメンバーの姿が見どころとなっていた。ツアーファイナルでは、これまでに挑戦してきた課題を、潮紗理菜、佐々木美玲、高瀬愛奈の帰国子女3人が歌う洋楽メドレーに乗せて披露。タップダンス、ドラムマーチ、カラーガード、ポイと次々と難技を繰り広げ、まるでサーカスのようなパフォーマンスに会場は大盛り上がりだった。

けやき坂46(C)モデルプレス
けやき坂46(C)モデルプレス
さらに、パフォーマンスメドレーが終わると、2期生がひとりずつ登場して自己紹介。物怖じしない堂々とした姿、圧倒的存在感を見せつけ、1期生と一緒に、けやき坂46が“20人”体勢になって初めての楽曲『NO WAR in the future』を披露した。

◆けやき坂46、“オリジナルアレンジ”で個性発揮

けやき坂46(提供写真)
けやき坂46(提供写真)
18時30分の開演時間を少し過ぎた頃、『OVERTURE』の軽快な音楽が鳴り響き始める。ファンの合唱に応えるようにメンバーがステージに登場すると、一気に会場の熱気が上昇。ファンの雄叫びに包まれる中、けやき坂46にとっての初オリジナル楽曲『ひらがなけやき』でスタートした。欅坂46楽曲『語るなら未来を…』では、爽やかなメロディーから一転、キレキレのダンスで魅せる。『世界には愛しかない』では、曲中のポエトリーリーディング部分を影山優佳(平手友梨奈パート)、東村芽依(長濱ねるパート)、潮紗理菜(鈴本美愉パート)、佐々木美玲(菅井友香パート)でカバー。今泉佑唯パートはこれまで柿崎が歌唱してきたが、骨折で幕張公演のみ欠席のため加藤史帆が務め、けやき坂46“オリジナルアレンジ”で歌い上げた。

◆笑顔を封印のクールな表情、キュートな“猫ダンス”も…ユニット曲で七変化

ユニット曲のコーナーでは、欅坂46の志田愛佳、菅井、守屋茜、渡辺梨加、渡邉理佐からなる「青空とMARRY」の楽曲『ここにない足跡』を井口眞緒、潮、影山、高瀬愛奈、東村が可愛らしい振り付けで踊る。欅坂46の小林由依、鈴本、平手からなるダンスユニット曲『AM1:27』では、佐々木、影山、東村が笑顔を封印してダンス。欅坂46とけやき坂46の混合ユニット楽曲『猫の名前』では、佐々木久美、加藤、井口、高瀬が間奏部分で「にゃー!にゃー!にゃー!」と猫になりきり、ファンを骨抜きにしていた。そして潮、加藤、齊藤京子、佐々木、高本彩花からなる「りまちゃんちっく」の楽曲『沈黙した恋人よ』では、けやき坂46の強みとも言える抜群の歌唱力を披露。伸びやかな歌声を会場いっぱいに響かせた。

◆盛り上がりは最高潮!ファンも一緒に跳ぶ!

齊藤京子(提供写真)
齊藤京子(提供写真)
ライブ終盤では『手を繋いで帰ろうか』でメンバーたちが客席に乱入!齊藤と高本の“双子コンビ”が曲に合わせて「もう全然私のことわかってない!」(高本)、「だからわかってるって言ってるだろ?」(齊藤)、「じゃあこの会場で、私のこと好きって言えるの?」(高本)、「そりゃ言えるさ、俺は高本彩花のことが好きだけど、この会場にいるみんなのことが大好きだー!」(齊藤)、「もう全然わかってないじゃない!大っ嫌い!」(高本)と可愛すぎる会話を繰り広げた。

佐々木(久)が「盛り上がっていけんのかー!アリーナ!スタンドー!」と煽り、会場の盛り上がりが最高潮になったところで、ライブの定番曲『誰よりも高く跳べ!』。佐々木(久)は「幕張ファイナル!跳べ―!!!」とこの日1番の叫び声を上げた。

けやき坂46(提供写真)
けやき坂46(提供写真)
アンコールの『二人セゾン』では、間奏の平手ソロダンスパートを井口が担当。デビューしたばかりの頃、ダンスが苦手だと言っていた井口だったが、精一杯に手を伸ばして歌詞を表現し、迫力のダンスで会場の視線を集めた。

◆けやき坂46“ハッピーオーラ”全開で新たなスタート

けやき坂46(提供写真)
けやき坂46(提供写真)
2016年5月8日にけやき坂46加入から約1年半。勢いよく坂を駆け上がってきたが、その道は決して楽ではなかっただろう。欅坂46の活動と並行してけやき坂46を導いてきた長濱の兼任解除やメンバーに怪我のアクシデント…それぞれの想いを抱えながらも走り抜けた全国ツアー。大きな経験を経たメンバーの表情には、確かな自信が表れていた。

クールで笑わないパフォーマンスに定評のある欅坂46とは対照的に、常に“ハッピーオーラ”で魅了するけやき坂46。大歓声で見送られる中、幕が降りるとともに彼女たちは“20人”で新たなスタートを切った。

◆けやき坂46、初の全国ツアー「ひらがな全国ツアー 2017」

けやき坂46は、2015年8月21日に結成された欅坂46の妹分的グループ。長濱(現在は欅坂46専任)の追加加入を機に発足が発表され、2016年5月8日に11名のメンバーが加入しけやき坂46としての活動も本格化する。人気急上昇中のけやき坂46は、“先輩”である欅坂46より先に、2017年3月に全国ツアーをスタート。約8ヶ月の集大成となるファイナル公演が行われた。

なお、本公演ではNHK BSにて「けやき坂46SHOW」が放送されることが発表された。放送予定日は1月中旬。(modelpress編集部)

■「ひらがな全国ツアー 2017 FINAL!」2日目(12月13日)セットリスト

OVERTURE
1. ひらがなけやき
2. 語るなら未来を…
3. 世界には愛しかない

MC

4. ここにない足跡(井口眞緒、潮紗理菜、影山優佳、高瀬愛奈、東村芽依)
5. AM1:27(佐々木美玲、影山優佳、東村芽依)
6. 猫の名前(佐々木久美、加藤史帆、井口眞緒、高瀬愛奈)
7. 沈黙した恋人よ(潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)

MC

パフォーマンス&洋楽メドレー
タップダンス~ABC(Jackson5)~ドラムマーチ~you can't hurry love(ダイアナロス)~カラーガード~ポイ~Hot Stuff(Donna Summer)

MC

8. NO WAR in the future
9. それでも歩いてる
10. 東京タワーはどこから見える?
11. 永遠の白線
12. 手を繋いで帰ろうか
13. 誰よりも高く跳べ!
14. 太陽は見上げる人を選ばない

<アンコール>
15. 僕たちは付き合っている
16. 二人セゾン

MC

17. W-KEYAKIZAKAの詩

■出演メンバー:名前一覧(50音順)

【けやき坂46・1期生(11名)】
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実(骨折のため幕張公演のみ欠席 ※アンコールでサプライズ出演)、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依

【けやき坂46・2期生(9名)】
小坂菜緒、金村美玖、河田陽菜、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

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