丸岡いずみの代理母出産に反響 “不妊治療”を公表する芸能人が増加・ドラマ題材にも…正しい理解広がるきっかけに


【丸岡いずみ/モデルプレス=1月23日】映画コメンテーターの有村昆氏(41)の妻で、フリーアナウンサーの丸岡いずみ(46)が23日、自身のブログにて海外での代理母出産により現地時間3日、第1子となる男児が誕生したことを報告し、祝福の声が寄せられている。

丸岡いずみ (C)モデルプレス
丸岡いずみ (C)モデルプレス
◆丸岡いずみ、不妊治療6年 代理母出産で第1子

丸岡いずみオフィシャルブログ(Ameba)より
丸岡いずみオフィシャルブログ(Ameba)より
丸岡は結婚した2012年から約6年間、不妊治療を行ってきたことを告白。

夫妻の凍結受精卵を代理母の子宮に入れ出産する方法を取り、男児が誕生したことを報告した。

◆日本における代理母出産について

代理母出産にはいくつかのケースがあり、第三者の卵子・精子提供を受けるケースもある。また、日本では現状として代理母出産は認められていないため、海外にその道を求めることになる。そのため法整備も整っておらず、代理母出産で誕生した子どもは、「特別養子縁組制度」により戸籍上は実子ではなく養子となる。

芸能界では、格闘家の高田延彦の妻でタレントの向井亜紀が2003年に代理母出産により双子の男児を設けたことを公表している。

丸岡も「代理母出産に関してはもちろん様々なご意見があると思いますが」とつづっているように、代理母出産については血縁にこだわらず養子を迎えればいいという意見や、代理母となる女性の性を軽んじているのではないかなど、様々な意見があることも事実だ。

◆不妊治療を公表している芸能人 正しい知識広まる機会に

川崎希&アレクサンダー夫妻(C)モデルプレス
川崎希&アレクサンダー夫妻(C)モデルプレス
不妊治療はプライベートに関わるセンシティブな問題だが、近年の芸能界では川崎希&アレクサンダー夫妻や保田圭、石田純一&東尾理子夫妻、魔娑斗&矢沢心夫妻など、不妊治療を公表するケースが増加。

また、現在放送中のフジテレビ系ドラマ「隣の家族は青く見える」(毎週木曜よる10時)でも、深田恭子と松山ケンイチ演じる夫妻が不妊治療に葛藤しつつ向き合う姿がリアルに描かれており、多くの人が悩む身近な問題として治療に対する正しい知識に触れる機会は増えているといえるだろう。

実際、不妊治療を行うためには家族や周囲のサポートが不可欠でありながら、治療に対する世間の偏見や固定観念から公表を悩む夫婦も多いといわれており、多くの芸能人の公表やこうしたドラマがそうした夫婦の背中を押すきっかけにもなるのではないだろうか。

今回、賛否を承知の上で代理母出産を公表した丸岡夫妻のもとには「素直におめでとうございます。大切に育ててあげて下さい」「たくさん悩んでの決断だったと思います。とにかくお幸せに」「これを機に日本でも代理出産についての法整備が進むことを願います」など祝福の声が寄せられている。(modelpress編集部)

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