柏木由紀、初の海外単独ライブで涙した理由語る 言葉の壁を乗り越えるための“秘策”も用意<モデルプレス独占コメント/ライブレポート>


【柏木由紀/モデルプレス=1月25日】AKB48/NGT48の柏木由紀が23、24日、初の海外単独ライブ「YUKIRIN WORLD LIVE in SHANGHAI 2018」を中国・上海市のバンダイナムコドリームホールで開催。48グループ在籍中のメンバーが海外で単独ライブを行うのは初で、両日で2000人を動員した。

柏木由紀(提供写真)
柏木由紀(提供写真)
◆ゆきりん、海外で単独ライブ

柏木由紀(提供写真)
柏木由紀(提供写真)
柏木は中国語で「大家好、我是柏木由紀。大家升心鳴」(みなさん、こんにちは。柏木由紀です。みなさん、楽しんでますか?)と挨拶し、幕を開けた同ライブ。

AKB48チームBの代表曲「初日」からスタートし、AKB48のヒット曲「言い訳Maybe」「フライングゲット」のほか、自身のユニットであるフレンチ・キスの「If」「カッコ悪い I love you!」、ソロ曲「夜風の仕業」「ショートケーキ」など、生演奏で全21曲、約2時間のステージで観客を魅了した。

◆柏木由紀、涙の理由は?まゆゆきりんは上海でも大人気

初日となる23日のライブでは、ソロ曲「火山灰」の歌唱中に柏木が涙する一幕も。

同曲は、桜島で有名な鹿児島県で生まれた柏木が、上京してAKB48に入って夢を叶えようとする様を彷彿とさせる内容の楽曲。イントロが流れると歓声が上がり、会場は真っ赤なサイリウムで染まった。

火山灰について「歌う前からやばかった」という柏木だが、同曲が2番に入ると感極まって涙で歌えなくなってしまい、ファンは「ゆきりんコール」で柏木を支えていた。

柏木由紀(提供写真)
柏木由紀(提供写真)
柏木は涙の理由について「ライブスタートからスタージに立って嬉しかったんです。こんなに歓迎してもらって、こんなに盛り上がって。しかもファンのみなさんの顔がキラキラしていて。人の幸せな顔ってこうなんだって…。初めて海外でできた喜びがあって、みんなのまっすぐな顔が嬉しかった」と語った。

ほか、昨年グループを卒業した渡辺麻友とのコンビ「まゆゆきりん」の人気は中国でも特別で「悲しい歌を聴きたくなった」のイントロが流れた時には、ファンのボルテージは高まり、ファンが「むちちペンライト」(渡辺麻友のペンライト)を柏木に渡すと、柏木はペンライトにキス。その様子に感激し涙するファンもいる中、2時間のライブの幕をおろした。

◆ゆきりん、ライブに“秘策”

また、初の上海での単独ライブにおいて、柏木は今回言葉の壁を乗り越えるための“ 秘策”を用意。

画用紙で説明し、爆笑を誘う柏木由紀(提供写真)
画用紙で説明し、爆笑を誘う柏木由紀(提供写真)
ライブ前に発熱していた柏木だが、上海グルメに救われたということを説明するため、MCタイムに画用紙にイラストを描き、身ぶり手振りのアクションを加えながら「熱が出てしまったけど、小籠包をいっぱい食べて、ミルクティーを飲んで、スイカを食べたら元気になった」と日本語で話すと会場は爆笑に包まれ、コミュニケーション能力の高さを発揮し、言葉の壁を乗り越えた。

実はこの秘策、日本でのソロライブの際にやってきたことをそのまま実行。柏木は「意外と伝わりました」と笑い、「ダメだったらまた考えようと思ってたんです。自分らしく一生懸命伝えたら本当に伝わって盛り上がって。感動しました!」と振り返る。

◆柏木由紀、上海初ライブ語る

柏木由紀(提供写真)
柏木由紀(提供写真)
柏木にとって上海は2度目というが、ライブは初。

AKB48に加入した際には、海外で沢山のファンを前にソロライブをし「自分の曲でこんなに盛り上がるなんて、1ミリも想像してなかった」という柏木。初ライブについて柏木は、想像を越えた上海のファンの盛り上がりと熱量で「優しくて楽しかったです」とコメント。

ライブで一番驚いたことについては「そもそもみんなが全ての曲を知っていて、かけ声も言葉もわかるということ」とし、日本ではない掛け声が印象的で「大声ダイヤモンドで、サビの“大好き”って歌うところとか、恋するフォーチュンクッキーの“ヘヘイヘ~イ”とか日本ではない盛り上がり方があって、すごく新鮮でした」と、これまで数多くのステージをこなしてきた柏木も目を丸くしていた。

また、ライブには日本からのファンも多数訪れたといい「日本のファンの方がいてくれるのは安心感があって、わざわざ上海まで来てくれてみんなの喜ぶ顔が嬉しかったです」と感謝した。

柏木由紀(提供写真)
柏木由紀(提供写真)
当初は海外でソロとして日本語で歌うことに不安だったという柏木だが「ファンの皆さんが来てくれたことで、すごく自信に繋がったし、海外でも自分のことを支えてくれる人がいるんだということが実感できて、また絶対海外でライブをしたいと思いました」と力強く語った(modelpress編集部)

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