GENKINGが女性に 性転換手術を受け戸籍上性別と名前を変更したことを発表


【GENKING/モデルプレス=1月29日】昨年1月に“性同一性障害”の診断を受けていたタレントのGENKINGが、昨年5月28日にタイで性別適合手術を受け、同年7月に戸籍上の性別を女性に変更していたことを29日、明らかにした。また、翌8月には本名の氏名を元輝(げんき)から沙奈(さな)に戸籍上変更したことも発表した。

GENKING/2018年1月27日撮影(C)モデルプレス
GENKING/2018年1月27日撮影(C)モデルプレス
◆GENKING、女性に

GENKING/2017年5月15日撮影(C)モデルプレス
GENKING/2017年5月15日撮影(C)モデルプレス
幼少期から性別に違和感を感じていながらも、芸能活動を始めた当初は自身について、男性でも女性でもどちらでもないことを示す“ニューキャマタン”や“ユニセックス”などと偽って活動していたことにも違和感を持っていたというGENKING。昨年1月には性同一性障害の診断を受けたことを発表し、大きな話題を呼んだ。

モデルプレスの取材によると、GENKINGは5月28日に手術を受け、約3週間タイの病院に入院。タイでは様々なトラブルを乗り越えつつ手術は成功し、心身ともに“本来の姿”に戻った。

GENKING/2018年1月27日撮影(C)モデルプレス
GENKING/2018年1月27日撮影(C)モデルプレス
手術を受けたGENKINGは「すごく怖かったけどいい経験になった。嬉しさと新しい人生が始まった門出。今日から沙奈なんだ!という気持ちだった。11月18日が誕生日で、5月28日が生まれ変わった日」と喜びのコメント。

また「生きている中で、性別を2つ経験した人はなかなかいないと思う。望んでないのに男に生まれて、すごく辛いことしかなかったけど、やっと女の子になることができて辛かったことを活かせると思ったし誇らしく思う」と話している。

◆“女性タレント”として今後の活動は?

今後は女性タレントとして活動することになるが「いただける仕事は全部やっていきたい。新しい自分探しの旅だから、“美容” “料理” “ファッション”など新しいことにどんどん挑戦していきたい」と意気込みを見せ、「女の子になって新しくGENKINGでやっていく中で希望を与えられると思う。同じ性で悩む子にはもちろん、女性にとっても“人は変われるんだ”とか“夢を叶えられるんだ”って。もちろん結婚もしたいし、子供もほしい。それを生きて証明したい」と話した。

◆自叙伝を発売

なお、GENKINGは同日、自叙伝「僕は私を生みました。」 (双葉社)を発売。

初めて語られるこれまでの自身の歩み、手術や戸籍変更の詳細など、GENKINGが男性から女性に生まれ変わるまでを赤裸々に綴っている。

◆GENKING・プロフィール

GENKING(ゲンキング)。11月18日生まれ、愛知県出身。A型。

2013年、Instagramで話題となり芸能界へ。2017年1月には性同一性障害と診断されたことを発表し、同年5月には性別適合手術を受け、戸籍上も女性となり新たなスタートをきっている。(modelpress編集部)

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