福田雄一監督、ムロツヨシ祝福に駆けつけ“名コンビ芸” ムロの受賞は「大きな意味がある」<エランドール賞>


【ムロツヨシ/モデルプレス=2月1日】俳優のムロツヨシが、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2018年 エランドール賞」新人賞を受賞。1日、都内で行われた授賞式に出席した。

福田雄一監督、ムロツヨシの祝福に駆けつけるも雑な花束贈呈 (C)モデルプレス
福田雄一監督、ムロツヨシの祝福に駆けつけるも雑な花束贈呈 (C)モデルプレス
映画・舞台・ドラマなどジャンルを問わず役者として邁進し、名実ともに実力派俳優として評価されているムロ。「勇者ヨシヒコ」シリーズなど“コメディの奇才”福田雄一監督の作品で注目を浴び、昨年も映画「銀魂」「斉木楠雄のΨ難」、ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ)などの福田作品はもちろん、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)、「愛を乞うひと」(日本テレビ)など話題作への出演が続いた。

ムロツヨシ (C)モデルプレス
ムロツヨシ (C)モデルプレス
ムロは、「エランドール賞新人賞、役者42歳です。役者をして23年くらい経ちますが、初めていただいた賞。トロフィーを持ったことがない人生でしたので、こんな日が来るとは」と喜びの挨拶をし、笑いを交えながら福田監督やスタッフ、マネージャーらへの感謝を伝えた。

授賞式には、ともに新人賞を獲得した高橋一生も出席。高橋の祝福ゲストとして、大河ドラマ「おんな城主 直虎」で共演した柴咲コウが駆けつけていたことから、再び柴咲の登場を匂わせたムロだったが、ムロの祝福ゲストとして登壇したのは福田監督。花束を手にステージにあがった福田監督は、雑に花束を手渡し、「いや~ひどいフリをいただきました」とさっそくムロにクレームを入れて笑いを誘った。

福田雄一監督、ムロツヨシ (C)モデルプレス
福田雄一監督、ムロツヨシ (C)モデルプレス
福田雄一監督、ムロツヨシ (C)モデルプレス
福田雄一監督、ムロツヨシ (C)モデルプレス
その後もムロ×福田監督のタッグで大河ドラマをやりたいと揃って頭を下げるなど、漫才のような掛け合いで会場を盛り上げた2人だったが、最後は福田監督から「ムロツヨシがこの賞を受賞したのには大きな意味がある。まだ世に出られていない役者はいっぱいいると思いますが、おそらく皆さん明日のニュースを見て、『ムロごときが獲れたんだから自分も』と希望を持てると思う」と激励のメッセージ。

ムロツヨシ (C)モデルプレス
ムロツヨシ (C)モデルプレス
さらに「ムロくんは人を元気にできる役者。僕が死にたくなるほど落ち込むことがあって弱音を吐いたんですけど、ムロくんが『雄一さんが死んだら僕も死なないといけないので早めに教えて』と。本当に嬉しくて勇気になった」とムロとの感動エピソードも明かされ、2人の絆が垣間見えるスピーチに会場は拍手喝采となった。

ムロツヨシ (C)モデルプレス
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◆「エランドール賞」とは

1956年にスタートした「エランドール賞」は優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2016年12月1日~2017年11月30日)。

「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られ、今年度はムロのほか、高橋一生、門脇麦、竹内涼真、杉咲花、吉岡里帆の6名が受賞。

プロデューサー賞には「三度目の殺人」(映画)の松崎薫氏、「カルテット」(テレビ)の土井裕泰氏、佐野亜裕美氏、プロデューサー奨励賞には「22年目の告白 -私が殺人犯です-」(映画)の北島直明氏、小出真佐樹氏、「ひよっこ」(テレビ)の菓子浩氏、「奥様は、取り扱い注意」(テレビ)の枝見洋子氏、特別賞には「精霊の守り人」制作チーム、「やすらぎの郷」制作チームがそれぞれ選ばれた。

協会が主催するオーディション「アクターズセミナー」受賞者として小出薫、鈴木勝大、真凛、百瀬美鈴、谷口翔太、唯月ふうかも登壇した(真凛は欠席)。(modelpress編集部)

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