映画「リメンバー・ミー」来日ゲストが感激 石橋陽彩・藤木直人・松雪泰子がサプライズ


【リメンバー・ミー/モデルプレス=2月21日】映画「リメンバー・ミー」(3月16日公開)の来日記者会見が21日、都内にて開催され、リー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督、日本語吹替版キャストの石橋陽彩(ひいろ)、藤木直人、松雪泰子が登壇した。

(左から)松雪泰子、エイドリアン・モリーナ共同監督、リー・アンクリッチ監督、石橋陽彩、藤木直人 (C)モデルプレス
(左から)松雪泰子、エイドリアン・モリーナ共同監督、リー・アンクリッチ監督、石橋陽彩、藤木直人 (C)モデルプレス
同作は、日本時間の3月5日に授賞式が開催される今年度の米アカデミー賞にて長編アニメーション部門と主題歌賞にダブルノミネートされている話題作。何世代にも渡る“家族のつながり”をテーマにし、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く。

(左から)松雪泰子、石橋陽彩、藤木直人 (C)モデルプレス
(左から)松雪泰子、石橋陽彩、藤木直人 (C)モデルプレス
◆「リメンバー・ミー」監督陣、ヒットに何を思う?

すでに世界各地で大ヒットを記録している同作。エイドリアン共同監督は「(製作に携わった)アーティストたちはそれぞれ違うバックグラウンドを持っているわけですが、自分の祖先と繋がり、自分の人生にとって大切な人が亡くなったあとでもその人を忘れないという責務に対するアーティストたちの共感度合いを見て、これは非常に普遍的なものだと思いました。ストーリーはある特定の場所からきているものなのですが、訴えかけるものは普遍的に人間全体に伝わるものなのだなと感じました。その反応が世界中の人々の反応に反映されているような気がします」と反響の高さの要因を分析。

リー監督は世界的ヒットについては「最初は驚いた」と告白。「自分たちとしては美しく、シンプルな物語をつづることに一生懸命だったので、それが世界の方々にどのように響くか、どんな成績を残すか、受賞するかということは考えていませんでした」と続け「けれども、世界中で温かく受け入れられてそのことに本当に感謝しています」と声を弾ませた。

エイドリアン・モリーナ共同監督、リー・アンクリッチ監督 (C)モデルプレス
エイドリアン・モリーナ共同監督、リー・アンクリッチ監督 (C)モデルプレス
◆石橋陽彩・藤木直人・松雪泰子がサプライズ

同作は、「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー」を生み出した作曲家コンビが手掛けた主題歌「リメンバー・ミー」も注目を集めている。イベントでは、主人公のミゲル役に抜擢された石橋が、藤木のギター演奏とともに、主題歌「リメンバー・ミー」の生歌を来日ゲストにプレゼントするサプライズがあった。

石橋陽彩、藤木直人 (C)モデルプレス
石橋陽彩、藤木直人 (C)モデルプレス
生披露を終えると、石橋は「こんなに大勢のお客さんの前でとても緊張したのですが、憧れの藤木さんと一緒に演奏できて今すごく嬉しく思っています」と充実の面持ち。

藤木も「緊張しましたね。指がプルプルしていました」と振り返り「こんなに堂々と歌って、(石橋は)すごいなと思いました」と賞賛。さらに「(石橋は)すごくしっかりしています。こういう感じ、どこかで聞いたこと、見たことがあるなと思ったら、『そうだ平昌だ』と思いました。石橋君は幼稚園のころから歌をやりたいとずっと習っていて、本当にアスリートと一緒だなと思いました。陽彩君の歌は、金メダルです」と感心していた。

イベントの様子 (C)モデルプレス
イベントの様子 (C)モデルプレス
石橋の歌と藤木のギターに感動したリー監督は「素晴らしかったのでハグさせてください」と自ら石橋に近寄り、熱いハグを。藤木とはがっちり握手を交わした。

イベントの様子 (C)モデルプレス
イベントの様子 (C)モデルプレス
また、イメルダ役を担当した松雪は「とても威厳のある、強い、そして愛情深い、ひいひいおばあちゃんのイメルダでしたので、ちょっとしたユーモアを含めて、その威厳と強さをどうやって表現したらいいかということを、今回初めてでしたので、丁寧にディレクターさんと相談しながらやらせていただきました」とコメント。また「歌に関しては、最初はすごくナーバスでたくさんトレーニングをして臨みました」と明かした。

イベントの様子 (C)モデルプレス
イベントの様子 (C)モデルプレス
そんな松雪からはリー監督へ、劇中に登場するギターをモチーフにした特製の花束を贈呈。リー監督は「本当に嬉しいサプライズをありがとうございます」と感激していた。(modelpress編集部)



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