カマキリ先生が帰ってくる 「香川照之の昆虫すごいぜ!」新作放送決定にファン歓喜 テーマは?


【香川照之/モデルプレス=4月18日】「人間よ、昆虫に学べ!」をテーマに海外編も含めこれまで5本放送してきた「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK・Eテレ)の第6弾が、5月3日9時20分より放送されることが発表された。

香川照之(C)NHK
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◆「香川照之の昆虫すごいぜ!」待望の新作

香川照之(C)NHK
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幼い頃から超がつくほどの昆虫マニアという香川が“カマキリ先生”に扮して、昆虫の生態に迫る同番組。これまでに通常授業が3本と特別編が2本放送され、今回は通常授業の4時間目、通算第6弾となる。

今回のテーマは、香川待望の虫「クマバチ」。異様に小さな羽、藤の花との共生関係など、学ぶべきことが実に多い上に、『オスは針がなく、穏やかな性格なのに「危険」と誤解されている!』と香川は力説する。

小さな羽にずんぐりむっくりの姿で花から花へホバリングしながら飛び回るクマバチ。関東では毎年4月の中旬に現れるこの虫、その愛らしさから香川はドラマの撮影の最中にクマバチを見つけた日を記録するなど、特別な興味を持ってきた。

◆カマキリ先生、クマバチになる

香川照之(C)NHK
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今回はそのクマバチの捕獲に挑戦。藤の花との共生という花との特別な関係や、顔で雌雄を見分ける方法、オスを捕まえるとっておきの秘策などを披露する。

クマバチはなぜ他の昆虫にくらべて小さな羽で自由に飛べるのか?その秘密の1つが太い胸につまった筋肉。毎秒100回以上も羽を震わせることで、揚力をうむと言われる。このハチの羽のすごさを香川が実験で体感。今回はどんな体当たり実験になるのか―。

待望の4時間目も見応え充分の予感。ネット上では「カマキリ先生帰ってきた―!!」「そろそろだと思ってた」「これは録画しないと」「新作ずっと待ってました!GWが楽しみ」など歓喜の声が上がっている。(modelpress編集部)

◆香川照之 コメント
  
― ついに春がやってきました。昆虫の季節です。

盛り上がりますね〜、この緑が。日本の象徴である桜の花から始まって、それが散って、緑が芽吹いてきて、ものすごく濃い緑の匂いがしてくる。昆虫たちも親を知らない子どもたちが出てきて、兄弟だけでちゃんと生きていくという。その力強さをまた今シーズンも味わえるのかと思うと本当にテンションが上がります!

― 番組は4時間目。特別編を入れると6本目になります。

もうね、子どもたちの私を見る目の熱さがさらにエスカレートしてきて、ものすごい視線で見つめてくるんですよ。「あれ、あの人!?」みたいな。一方、お母さんたちからは「博士」って呼ばれたりして。「先生」を突破しちゃっているんですよ、こんな被り物しているのに(笑)。でも、それくらい浸透しているというのは、本当に嬉しいですよね。ほかの仕事にもいろんな影響が出ています。もちろん良い方向に、ですよ!

― 番組ですが、子どもたちだけでなく、学校の先生からも人気があるようです。

ありがたいですね。動物っていうのは大きくて獰猛だったりするので遠くからは見られるけど、なかなか全部は見られないわけですよ。かといって、小さすぎるとなんだかわからない。ちょうどいいサイズで手に取れて、生まれてから死ぬまで一生全部を見ることができる。それが昆虫です。そういう意味では、生きるということはどういうことなのか、本当にその縮図が昆虫には詰まっているんです。学校の先生はそういうことがわかっていらっしゃるんですよね。その昆虫を通して、子どもたちには、命の尊さ、それをつなぐことの素晴らしさ、そして、そのつながりの中の一つに自分の命がある、そういうことを学んで欲しいです。

― 4時間目のテーマは「クマバチ」ですが、なぜ?

「え、何があるの?刺されたら痛いだけでしょう?」ってネガティブに考える人もいると思うんですけど、そうじゃないんです。例えば、ハチが花粉を運ぶことで築く花との関係とか、オスとメスの関係とか、姿の美しさとか。ハチは奥が深くて語ることがいっぱいあるんです。一見、怖いんだけど、ちゃんと安全に気をつけながら迫っていくと、すごい発見があります。これって、人生でも大事なことですよね。あの人怖いから嫌だとか、そうじゃなくて、ちゃんと向き合う、そうしたら何かが見える。ハチって、そういうことの象徴だと思っています!

― ずばり、今回の見所は?

「チョウのように舞い、ハチのように刺す。」偉大なボクサー、モハメド・アリを指す言葉ですが、私も、モンシロチョウのように舞い、そしてついに今回ハチにもなりました。ついに、モハメド・アリまで、いや、そこまではいかないけれども、ジョー・フレージャーくらいまでは来たなと、これを今、痛感しています。これが最大の見所です(笑)。ぜひ、このGWに、進化し続けるカマキリ先生をごらんください。あとは”アリ”を授業でやれば、いよいよモハメド・アリの完成です(笑)。

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