星野源・サカナクション・BTS(防弾少年団)もランクイン 関ジャム「2018年上半期ベスト5曲」


【関ジャム/モデルプレス=7月16日】15日に放送されたテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」(毎週日曜23:10~)にて、売れっ子音楽プロデューサーが選ぶ「2018年上半期ベスト5曲」が発表された。

(左から)サカナクション・山口一郎、星野源(C)モデルプレス
(左から)サカナクション・山口一郎、星野源(C)モデルプレス
Superflyや布袋寅泰、JUJUなどの楽曲600曲以上を手がけている歌詞プロデューサー・いしわたり淳治の5位は、星野源「ドラえもん」。同曲について、いしわたりは「これほど長い歴史のある作品を真正面から背負うことはかなり覚悟のいること。星野源というアーティストの今の時代における無敵感、余裕、ある種の凄みのようなものを感じる事件だと思いました」と絶賛した。

そんないしわたりが“若手No.1プロデューサー”と称するmabanuaも、2位に星野の「ドラえもん」を選出。「この曲の面白さはとにかく“質感”。今やポップスでは、リバーブ、エコーという空間を表現するエフェクターが当然の様に使用されていますが、星野源はほぼ空間系の処理をしていない、最近のJ-POPのヒット曲では珍しいと思います。リバーブをかけずに短い音にすることで歯切れがよくなり、リズムが立ち、曲がタイトになっていきます。これが星野さんの楽曲にキレを生み出している要因」といしわたりとは違う観点で解説した。

◆宇多田ヒカル「初恋」を分析

さらに、2位に宇多田ヒカル「初恋」を選んだいしわたり。「この曲を聴いた時に、それまでは英語や日本語が感情を伝えるツールとして使っていたと思うんですけど、これは日本語の面白さに気づいてから書いた歌詞の様に思うんです」と評した。

◆快挙のBTSを絶賛

また、蔦谷好位置は「上半期を振り返るといい曲がたくさんあった。平井堅さんとか、米津玄師くんとか、髭男(=Official髭男dism)とか良かったんですけど、できればここで皆さんが知らない音楽を知ってもらって、さらにスターが生まれていただけば」としたうえで、BAD HOP、向井太一、SOIL&“PIMP”SESSIONSなどをチョイス。

4位には防弾少年団(BTS)「FAKE LOVE」を選び、「アジア圏出身のアーティストが母国語で全米ビルボードアルバムチャートで1位になったことは今年上半期の最も大きなニュースの1つです。これまでに韓国のアーティストが切り拓いてきた道をしっかり歩んできた結果だと思います」とし、曲の構成についても高く評価した。

◆売れっ子音楽プロデューサーの1位は?

そして、最後にそれぞれの1位を発表。いしわたりは“替え歌まで意識させる応援歌”として竹原ピストル「どーん!とやってこい、ダイスケ!」。

mabanuaの1位はカネコアヤノ「祝日」。普通の恋愛ソングとは一味違う歌詞、Aメロとサビの声色の違いなどをポイントとしてあげた。

蔦谷は、mabanuaも5位に選んだサカナクション「陽炎 -movie version-」。「5音でいかに仕掛け、その中でいかに遊び、そして耳に残る強烈な曲にするかに挑戦したような曲。技術、知識、経験をしっかり持った上で、さらに創造を爆発させた怪曲」と分析した。(modelpress編集部)

■いしわたり淳治「2018年上半期ベスト5曲」

1位:竹原ピストル「どーん!とやってこい、ダイスケ!」
2位:宇多田ヒカル「初恋」、
3位:Hump Back「拝啓、少年よ」
4位:湘南乃風「やめちまぇ!」
5位:星野源「ドラえもん」

■mabanua「2018年上半期ベスト5曲」

1位:カネコアヤノ「祝日」
2位:星野源「ドラえもん」
3位:Superorganism「Everybody Wants To Be Famous」
4位:KID FRESINO「Coincidence」
5位:サカナクション「陽炎 -movie version-」

■蔦谷好位置「2018年上半期ベスト5曲」

1位:サカナクション「陽炎 -movie version-」
2位:SOIL&“PIMP”SESSIONS「comrade feat. 三浦大知」
3位:向井太一「Siren」
4位:BTS「FAKE LOVE」
5位:BAD HOP「Kawasaki Drift」

情報:テレビ朝日

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