吉岡里帆、全身全霊の3ヶ月「人の人生を請け負う重みと戦って、作った」<健康で文化的な最低限度の生活>


【吉岡里帆/モデルプレス=9月17日】女優の吉岡里帆が、主演を務める関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(毎週火曜よる9時~)の最終回が、18日に放送される。それに合わせて、吉岡が最終回へ向けコメントした。

吉岡里帆(写真提供:関西テレビ)
吉岡里帆(写真提供:関西テレビ)
同作は、吉岡演じる新人ケースワーカー・義経えみるの成長を描いたヒューマンお仕事ドラマ。安定を求めて公務員になったものの、配属されたのは生活保護受給者と向き合う激務必至の「生活課」で、えみるは受給者たちの壮絶な人生に直面し、困惑しながらも奮闘する。

松本まりか、吉岡里帆(写真提供:関西テレビ)
松本まりか、吉岡里帆(写真提供:関西テレビ)
◆吉岡里帆、えみるとの3か月振り返る

えみると過ごした、全身全霊の3ヶ月を振り返った吉岡。出演する作品によって心の持ち方が変わると明かした上で、「今回は3ヶ月という期間が濃厚で、一日一日の重みがすごかった。楽しい、幸せ以外のところで、人の人生を請け負う重みと戦って、作った作品だと思います」と回顧。

加えて、「人生の瀬戸際、生きるか死ぬかのギリギリのラインを共に歩いていくことは、自然と、自分を強くさせてくれたり、守らなければならないものが見えてきて――。意識したというより、自然とこみ上げる感じでした」と話した。

◆吉岡里帆「見る方の胸をわしづかみにする」

また、前回の第9話では、えみるが見守ってきた高齢受給者の丸山幸子(小野和子)と孫のハルカ(永岡心花)のもとに、娘を残して4年間も男と姿を消していたハルカの母・梓(松本まりか)が突如登場。保護費が目的の梓は激高し区役所に乗り込み、えみると対峙した。

全力でぶつかってくる梓との対決について、吉岡は「梓さんの本質的な部分が最終話で明らかになるのですが、梓さんが自分の子どもを育てる厳しい現状が目の当たりになります」と説明。「まりかさん演じる梓さんの、感情をむき出しで生きている姿、目の前が見えなくなって何を大事にすべきかわからなくなっている様子、渦巻く感情は、見る方の胸をわしづかみにすると思います」と力強く語った。

◆最終回を語る吉岡里帆

さらに、最終回に関して「9、10話は、ドラマのオリジナルストーリーです。柏木ハルコ先生が紡いでこられた重厚な物語をしっかりと基盤にし、わたしたちドラマチームがオリジナルストーリーで、このドラマで伝えたかった家族のお話を描きます。センシティブで、とても愛のある物語です」と紹介。

そんな中、最終回は1話から登場していた遠藤憲一演じる元受給者の阿久沢と娘・麻里(阿部順子)の物語と、ハルカと梓の丸山家の物語が、同時進行で展開。吉岡は、「エンケンさん演じる阿久沢さんも、ハルカちゃんの丸山家も、1話から伏線が張られていました。そこが回収されていく。ケースワーカーとしての腕の見せところといいますか、核心に迫る回になります」と述べた。(modelpress編集部)

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