国仲涼子、第二子出産後初ドラマ 「世にも奇妙な物語」で主演


【国仲涼子/モデルプレス=10月19日】女優の国仲涼子が11月10日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’18秋の特別編』(よる9時~)に出演。今回が第ニ子を出産して以来、産後復帰初ドラマとなる。

国仲涼子(C)フジテレビ
国仲涼子(C)フジテレビ
短編ドラマをオムニバス形式で放送する『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。国仲は不気味なファンタジードラマ「あしたのあたし」で主演をつとめる。

今回7年ぶり2度目のシリーズ出演となり、同シリーズで主演を務めるのは初めて。また、今年第ニ子を出産した国仲は、今作が産後復帰一作目となる。

国仲涼子(C)フジテレビ
国仲涼子(C)フジテレビ
◆国仲涼子主演「あしたのあたし」

「あしたのあたし」は35歳の主婦、斉木香織が主人公。弁当屋でアルバイトをしているが、“どんなに頑張ったところで今日と同じ明日がやってくるだけ”だと、刺激のない退屈な生活を送っていた。夫の拓也ともすっかり倦怠期に入り、トキメキとはほど遠い状況。そんなある日、香織のスマホ画面にバナー広告らしきものがポップアップされ、そこには“あしたのあたし”という文字が。興味本位でアクセスすると、いきなり香織本人の姿が画面に現れ、映画の予告編のような動画が流れ始める。

国仲涼子(C)フジテレビ
国仲涼子(C)フジテレビ
(左から)国仲涼子、渋谷謙人(C)フジテレビ
(左から)国仲涼子、渋谷謙人(C)フジテレビ
元カレで医者の小野寺修二と再会を果たす香織。“元カレとの再会”、“神様もう一度恋をしてもいいですか?”と、まるでラブストーリーのような展開。「なんなのこれ…」と、もう一度再生しようとするが、“視聴済みのため再生できません”という表示が。

翌朝、いつもと変わらない日常が始まり、すっかり動画のことなど忘れかけていた香織だが、目の前に修二が本当に現れる。“あしたのあたし”動画で予告されたことが翌日現実に起こる。そんな不思議なことが幾度となく繰り返され、香織は元カレ・修二と急速に心の距離を縮めていく。

(左から)国仲涼子、忍成修吾(C)フジテレビ
(左から)国仲涼子、忍成修吾(C)フジテレビ
そして物語はクライマックスへ。“最終回”で事態は急展開。修二の恋人、加藤由佳との対峙。 夫・拓也に降りかかる危機。後半に向かうにつれ加速していくジェットコースターのような展開。そして想像を絶するまさかの結末が待っていた。

(左から)忍成修吾、国仲涼子(C)フジテレビ
(左から)忍成修吾、国仲涼子(C)フジテレビ
演出を手がけるのは、映画監督であり、THE YELLOW MONKEYをはじめさまざまなアーティストのミュージックビデオを手がけてきた高橋栄樹監督。そのほか、佐野史郎と勝地涼W主演で贈る異色な友情ドラマ「幽霊社員」などバラエティーに富んだラインナップとなっている。(modelpress編集部)

■国仲涼子 コメント

― ストーリーについて

わたしも主婦なので、こういう主婦の身に起きる奇妙なストーリーは、刺激的で面白い話だなと思いました。映画の予告ってとってもかっこいいし、ドキドキしますよね。きっと一度は“予告の中のヒロインになれたらな”“主人公が私だったらな”と空想することってあると思うんです。普段、客観的に自分の生活を“物語”として見ることはないと思うので、“予告の中に自分が主人公として登場する”という題材が面白いと思いました。

― もし自分の未来が分かってしまったら?

未来は知りたくないです…。絶対知らない方が楽しいです!(笑)だから占いも苦手なんです。そして、未来に起きることは“運命”だと受け入れるかな…。“誰かが操っているのかな?”ってふと思うときもありますし。きっと運命をどう楽しむか、ということなんじゃないでしょうか。未来に起きることを楽しめたら最高な人生だなって思いますね。

― 視聴者の方へのメッセージ

最初この台本を読んだとき、“怖い話だな”と思ったんです。でも読み返してみると、“意外とコメディ?”って思えてきて。きっと、見ている人の捉え方によって色々な見方ができる作品なんだと思います。元カレに偶然再会して、しかもデートまでしちゃって…。全体的にひやひやするんじゃないかな(笑)。ぜひ楽しんで見てもらえたらうれしいです。

■編成企画:渡辺恒也氏(フジテレビ編成部)コメント

この物語の主人公・香織は“明日の自分の行動が分かってしまう”という不思議な出来事を経験します。そこから香織の生活はドラマの様な毎日に変わっていきますが、果たしてそれは彼女にとって幸せな事なのでしょうか?“理想的な明日の自分”という多くの人が心の中で望んでいるものを手にした香織は、それと引き替えに大事なものを失っているのかも知れません。一見コメディでありながら、“人の願望をめぐる皮肉な運命”を描いた、少し考えさせるところのあるエピソードになりました。国仲涼子さんをはじめとしたキャスト陣の自然な演技と高橋監督の新しい演出との化学反応を、是非お楽しみいただけたらと思います!

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