星野源「病んでしまった」ブレイクの裏での苦悩明かす


【星野源/モデルプレス=10月24日】歌手で俳優の星野源が23日、パーソナリティを務める「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週火曜深夜1時~)にて自身の楽曲「恋」が大ヒットした裏での苦悩を明かした。

星野源 (C)モデルプレス
星野源 (C)モデルプレス
放送で星野は12月19日に発売される新アルバム「POP VIRUS」(ポップ・ウイルス)についてトーク。

タイトルはふと街を歩いているときに浮かんだそうで、「『POP VIRUS』というタイトルが持つ響きだったり、雰囲気だったり、コンセプトが今作っている楽曲に合っていた」とコメントした。

星野源 (C)モデルプレス
星野源 (C)モデルプレス
同アルバムには大ヒットを記録した「恋」が収録されており、星野は「恐ろしいほどの爆発力で日本中に、しかも国外も含めて浸透して、その様子が本当にパンデミックのようだった。街を歩けば歌ってる人にすれ違う。公園の前を通るとみんなが練習しているっていうのは何というか、流行るというか、すごい体験だったんですよ。それが。ウイルスがすごいスピードで広がっていく感じ」と当時を回顧。

続けて「『恋』は、僕が思うポップスはこれなんですっていう、自分が好きに作った音楽」と明かし、「自分が思うポップっていうものが、日本中に感染したという感覚があって、その曲が入っているアルバムというところでも『POP VIRUS』は合う」とふと浮かんだタイトルが意味的にもピッタリだと話した。

◆星野源が明かす苦悩

星野源 (C)モデルプレス
星野源 (C)モデルプレス
また星野は「恋」がリリースされた後、かなりの反響があったことを振り返り、「その翌年、去年ですね。色んな事があって。一言でいうと苦しかった1年だった」と告白。「周りの反応が凄く嬉しくて、ありがとうと思って。楽しく活動しているその裏側で、どんどんどんどん陰の自分が膨らんでいって病んでしまった」と苦悩を明かした。

その事を踏まえて星野は「すごく楽しい存在で居続けようとするときに、逆に何かウイルスに感染していっている感覚があるっていうか。それを“POP VIRUS”と名付けていいんじゃないか。“ポップ”という楽しい言葉と“ウイルス”というダークな言葉は、今回のアルバムのイメージ、そして僕のこの3年間のマインドを表している」と説明。

星野源 (C)モデルプレス
星野源 (C)モデルプレス
さらに「楽しい部分とダークな部分がどっちも入っているアルバムになる。だから、“ポップ”と“ウイルス”、普通だと合わないような言葉なんだけど、1つのタイトルで表現できる、これしかないと思いました」と語った。

同日には2019年に自身初の5大ドームツアーを開催することが発表されたが、星野はそこで「初期の曲とかもやりたい。死ぬほど暗い曲をドームでやりたいっていうのはすごい楽しみ」と個人的な構想も述べていた。(modelpress編集部)

情報:ニッポン放送

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加