木村拓哉に起きた“奇跡”に二宮和也「すげー!」 初共演作「検察側の罪人」裏話公開


【木村拓哉・二宮和也/モデルプレス=12月12日】俳優の木村拓哉と嵐の二宮和也が初共演を果たした映画『検察側の罪人』Blu-ray&DVDが、2019年2月20日にリリースすることが決定。華版には、木村拓哉×二宮和也×原田眞人監督によるビジュアルコメンタリーが収録され、リリースに先駆けてその一部の映像が特別公開された。

(左から)二宮和也、木村拓哉、原田眞人監督(C)2018 TOHO/JStorm
(左から)二宮和也、木村拓哉、原田眞人監督(C)2018 TOHO/JStorm
「犯人に告ぐ」の雫井脩介氏が2013年に発表した原作「検察側の罪人」。時効廃止以前の殺人事件や、捜査機関によって生み出される冤罪など、司法制度が抱える問題点に鋭く切り込みながら、登場人物の葛藤を通して<正義とは何か>という人間の根源的命題への洞察をも描きだし、社会派ミステリーの最高傑作と高く評価された。その重層的で骨太な物語が、日本最高のスタッフ・キャストで映画化。

映画『検察側の罪人』Blu-ray(2019年2月20日発売)/(C)2018 TOHO/JStorm
映画『検察側の罪人』Blu-ray(2019年2月20日発売)/(C)2018 TOHO/JStorm
主人公のエリート検察官・最上毅を演じるのは「HERO」(2015)や「無限の住人」(2017)などで主演を務め、2019年1月18日には「マスカレード・ホテル」の公開を控える木村。そしてその最上と対立する若き検察官・沖野啓一郎には「母と暮せば」(2015)への出演や、「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」(2017)での主演が記憶に新しい二宮。日本が誇るトップスター2人の共演が、今作で初めて実現。鬼気迫る演技の応酬は必見だ。

監督は社会派エンターテイメント「クライマーズ・ハイ」(2007)から、モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「わが母の記」(2012)、時代劇「駆込み女と駆出し男」(2015)、第39回日本アカデミー賞優秀監督賞、優秀脚本賞などを獲得した「日本のいちばん長い日」(2015)、さらに第41回日本アカデミー賞優秀監督賞、優秀作品賞受賞の話題作「関ヶ原」(2017)などを手掛けた、原田監督がメガホンを取った。

◆木村拓哉、ビジュアルコメンタリー初挑戦

これまで数々の映画で主演を務めた木村が、今作でビジュアルコメンタリーに初挑戦。今回公開された映像では、ビジュアルコメンタリーが初体験であることを木村が自ら告白している。また、木村演じる最上が被害者家族と会うシーンが、営業停止しているボーリング場であったことが明かされる。

木村は「ここ、関東地方が異様な猛暑のときの、熊谷市にあるボーリング場」と説明。ここ数年の猛暑で、日本最高気温を計測している熊谷市の、つぶれたボーリング場での撮影ということで、「あ、もう終わったな」とひどい暑さになると予測していたという。ところが「あー、もうその現場は終わったんだろうな、と思って行ったら、冷房だけ生きて(動いて)いた!」と明かすと、二宮は大爆笑しながら「すげー!」とコメント。木村も「奇跡」と笑っていた。

今作で木村は、これまで演じてきた快活で親しみやすい役柄とは一線を画した、苦悩しながらも自身の信じる正義を突き進む役柄を演じている。また、二宮は繊細で情熱的な駆け出しの検事役。そんな木村と二宮がそれぞれのシーンにどのように挑んだのか、また、原田監督と共に創り上げた珠玉のシーンの裏話も明かされる。

豪華版には、他にも臨場感溢れる撮影の裏側に迫ったメイキング映像や、イベント映像集など、ここでしか観られない貴重な映像がたっぷり収録される。さらに内容盛り沢山のブックレットも封入。特典ディスク付きの豪華3枚組。(modelpress編集部)

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