蒼井優“人生初”司会に「とても緊張」 話題のスピーチ回顧でアドバイス<第42回日本アカデミー賞>


【蒼井優/モデルプレス=1月15日】東京・グランドプリンスホテル新高輪にて15日、「第42回日本アカデミー賞」優秀賞発表記者会見が行われ、正賞15部門各優秀賞ならびに新人俳優賞などの受賞者・作品が発表された。司会は、日本アカデミー賞協会 組織委員会 副会長で俳優の西田敏行と「彼女がその名を知らない鳥たち」で「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞を受賞した蒼井優。2人は記者会見に出席した。

蒼井優(C)モデルプレス
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◆蒼井優“人生初”司会に緊張

「第42回日本アカデミー賞」で司会を務める西田敏行と蒼井優(C)モデルプレス
「第42回日本アカデミー賞」で司会を務める西田敏行と蒼井優(C)モデルプレス
今回が“人生初”司会になるという蒼井は、「学生時代も学級会みたいなもので司会をやったことがない私が人生で初めて司会をする場が、この日本アカデミー賞という大きな舞台ということでとても緊張しております。私にとってもそうでしたけど、今年のどなたかにとって忘れられない1日になることは絶対だと思うので、その皆様の喜びを一緒に感じつつ、西田さんと一緒に楽しく司会ができるようにつとめてまいります」と意気込み。

蒼井優(C)モデルプレス
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「第41回日本アカデミー賞」の授賞式では、映画界への熱い思い訴えるスピーチが話題を呼んだが、今回は授賞式当日、司会者として受賞者をどのようにリードしていきたいかと質問を受けると「自信はまだないんですけれども、きっとすごく緊張するんですよ、あのステージの上って。思っていることが頭の中にある言葉の10%も出せないんじゃないかなと思うので、なるべく皆さんの頭の中とか胸の内にある言葉を聞かせていただけると嬉しいなと思いますし、私は去年ちょっと滑舌が悪かったために『映画界』と言ったのか『映画館』と言ったのかっていう議論があったというのは耳にするので、ひとつアドバイスするなら滑舌よく喋っていただけると伝わるのかなと思います(笑)」と大舞台を振り返りつつ、茶目っ気たっぷりに語った。

蒼井優(C)モデルプレス
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さらに、新人俳優賞に選ばれた上白石萌歌、趣里、平手友梨奈、芳根京子、伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮については「またひとつ、スタートラインに立ったって気持ちになるんじゃないかなと。もちろん、もうスタートはきってらっしゃいますけど、第二ステージのスタートラインをきった皆様の表情に期待しています」とメッセージ。また、西田は注目している新人俳優賞受賞者に上白石の名前を挙げ「男の子はあまり興味ありません」と会場の笑いを誘っていた。

◆『カメラを止めるな!』などが優秀作品賞に

西田敏行、蒼井優(C)モデルプレス
西田敏行、蒼井優(C)モデルプレス
同賞は、2017年12月16日から2018年12月15日までに東京地区において有料で初公開された優秀な劇場用映画及びアニメーション作品(1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の作品)が対象。

今回は優秀作品賞に『カメラを止めるな!』、『北の桜守』、『孤狼の血』、『空飛ぶタイヤ』、『万引き家族』が選ばれ、各最優秀賞を決定する授賞式は、3月1日に同場所にて行われる。(modelpress編集部)



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