<純烈4人で会見>怒りと涙の1時間半「僕の中であいつは死にました」「言葉になりませんでした」


【純烈/モデルプレス=1月15日】ムード歌謡コーラスグループ「純烈」の酒井一圭(43)、後上翔太(32)、白川裕二郎(42)、小田井涼平(47)の4人が15日、都内で会見を行い、過去の複数の交際女性への暴力や金銭問題が報じられ、グループを脱退し芸能界を引退した元メンバーの友井雄亮(38)について謝罪した。

涙ながらに友井雄亮の思い出を語った白川裕二郎(C)モデルプレス
涙ながらに友井雄亮の思い出を語った白川裕二郎(C)モデルプレス
会見は約1時間半行われた。まず始めにリーダーの酒井は「友井雄亮の件につきまして、相手方の女性、ご家族に多大なるご迷惑をおかけしたことを、お詫び申し上げます。また、応援してくれたファンの皆様、関係者の皆様、ご心配をお掛けして申し訳ありません」と謝罪し、4人で頭を下げた。

解散については「ないです」とキッパリ否定したが、「もちろん友井の事実関係、友井がすべてを認めたその瞬間、これは解散なのかということも頭の中に過りました」と当時の胸中を明かした。

◆リーダー酒井一圭「あいつは死にました」

リーダーの酒井一圭(C)モデルプレス
リーダーの酒井一圭(C)モデルプレス
友井の過去が週刊誌のネット記事に出たとき、まず酒井が事実確認したそうで「1つ1つAさんBさんについて聞いたときに、僕の中でも心が折れたというか、仲間なので嘘であってほしい、嘘であればなにかできることがあると考えようとしたのですが、1個1個が全部、首を縦に振るので、お前ちょっとこれは無理だよと。そのときに、もう一緒に純烈はできないと思いました」と振り返り「とんでもないことをしているぞというか、そのとき“馬鹿野郎!”じゃなくて“馬鹿野郎…”って、あいつと2人だけのとき言った言葉です」と怒りを滲ませた。

友井がファンの前で謝罪したいと言っているが酒井は「それはないです」と断り、「純烈として立つ資格はないです。友井の中でも、ファンの中でもそうですけど、だったらこんなことするなと。だからそれは100%ないです」と言葉を強めた。さらに、「会いたい気持ちはゼロではないですけど、僕の中でもうあいつは死にました。なので会うことはないと思います」とキッパリ宣言した。

◆白川裕二郎&小田井涼平、涙目

涙目を見せた小田井涼平(C)モデルプレス
涙目を見せた小田井涼平(C)モデルプレス
小田井も友井に対して「正直、ステージで踊って歌って騒いでいる彼は大好きなんですよ。一歩ステージを降りた牧山雄亮(友井の本名)は大嫌いだと言うしかないなと思っています」と酒井と同じく怒りを滲ませつつも、涙目。友井の会見を見たとき「いろんな感情が湧き出たのは事実です。もともとは仲間であったような人なのですが、なぜかどこか今回のことは他人のような感覚で見ていました」と正直に話した。

白川裕二郎(C)モデルプレス
白川裕二郎(C)モデルプレス
白川は友井の会見を見て「言葉になりませんでした」という。「普段明るい友井しか見ていなかったので、ああいった会見で友井を見るのはすごくつらかったし、なんでこんなことしたんだろうって思いました」と悲痛な胸中を語り、涙を流す場面もあった。

◆純烈・友井雄亮、過去の交際女性へのDVや不倫疑惑

純烈(C)モデルプレス
純烈(C)モデルプレス
友井は「週刊文春」で、2014年頃から交際していたA子さんへ暴力を振るい、その後の恋人・B子さんの3000万円を使い込み、同時期に人妻のC子さんと不倫疑惑があったことなどが報じられていた。11日に行われた会見で友井は「週刊誌に書かれている女性とのトラブルは事実でございます」と報道を認め、「これまで純烈として一生懸命頑張ってきたメンバー、メンバーの家族、事務所の方々、レコード会社の方々、各関係者の方々、純烈を支えてくださったファンの方々をこんな形で裏切ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と涙ながらに謝罪。「純烈のスローガンに反すること。脱退し、芸能界から身を引きます」とグループ脱退と芸能界引退を発表した。

◆純烈、昨年「紅白歌合戦」に初出場

純烈は、スーパー銭湯でのライブを中心に活動し人気を集めるムード歌謡グループ。グループ名には「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある」「志を変えずに最後まで貫く」という意味が込められている。昨年大みそかに「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、昨年4月にはメンバーの小田井涼平がタレントで映画コメンテーターのLiLiCoとの結婚し話題となった。(modelpress編集部)



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