高杉真宙、吉岡里帆主演映画「見えない目撃者」出演決定


【高杉真宙/モデルプレス=6月17日】俳優・高杉真宙が、吉岡里帆主演の映画「見えない目撃者」(9月20日公開)に出演することがわかった。

高杉真宙(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.
高杉真宙(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.
同作は、事故で最愛の弟を亡くし、更に視力を失い、警察官への道までも絶たれた主人公・浜中なつめ(吉岡)が、車の接触事故に遭遇し、その事故現場で車の中から聞こえた女性の声から誘拐事件が起きていると考え、聴覚、触覚、嗅覚などで感じた手がかりを駆使し事件を追う物語。高杉は、視力を失ったなつめと共に事件に立ち向かう“もう一人の目撃者”スケボー少年・国崎春馬を演じる。

はじめは捜査に非協力的な態度をしめしていた春馬だが、なつめの「人を救いたい」という熱意に感化。なつめの“もう一つの目”となり事件に立ち向かっていく。

吉岡里帆、高杉真宙(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.
吉岡里帆、高杉真宙(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.
◆高杉真宙「必死でした」

高杉は「これまであまり経験したことのないジャンルに挑みました。この作品の中には得体の知れない緊張感がずっとあって、追い詰められている雰囲気を感じ取り、自分の中で“想像しながら演じること”を大切にしながら演技していかないとと必死でした」と、「スリラー」作品初挑戦を振り返り、スケボーをクランクイン前から特訓してきたことも告白。

森淳一監督からは「撮影中は自分の演技に悩む姿も見られましたが、演出的な注文を100%理解しようとする姿勢は、とても好感が持て心強くもありました」と労いの言葉とともに「少年と大人の間を行き来しているような男性を、見事に演じてくれたと思います」と賛辞が送られた。

◆高杉真宙、吉岡里帆に感謝

また、吉岡との共演について高杉は「役柄上ではサポートする役だったのですが、撮影時に『やりにくいところある?』と聞いていただくなど、助けていただきっぱなしでして本当に有り難かったです」と感謝。一方の吉岡からも「高杉さんの真面目さや表現の細やかさには驚かされました。見てくださる皆様にはぜひそこにも注目していただきたいです!」とコメントが寄せられた。

◆高杉真宙のビジュアルも解禁

なお、高杉の出演発表とともにティザービジュアルも解禁。「事件を目撃した。ただ“真実”は見えていなかった。」というコピーとともに、猟奇的な事件に立ち向かう高校生の“強さと覚悟”を体現した。(modelpress編集部)

■高杉真宙コメント
 
今回は「スリラー」という、これまであまり経験したことのないジャンルに挑みました。この作品の中には得体の知れない緊張感がずっとあって、追い詰められている雰囲気を感じ取り、自分の中で“想像しながら演じること”を大切にしながら演技していかないとと必死でした。

今作で初めてご一緒させて頂くことになった森監督とは、撮影初日からたくさんの時間を共有し、僕が演じるスケボー少年の国崎春馬という高校生を擦り合わせていきました。スケボーも、クランクイン前から何度も特訓しました。

吉岡さんは、役柄上ではサポートする役だったのですが、撮影時に「やりにくいところある?」と聞いていただくなど、助けていただきっぱなしでして本当に有り難かったです。

そのおかげで、追い込むところは追い込んで狂気的なカッコよさを纏う春馬に仕上がったかと思います。完成する映画が今から待ち遠しいです。

■吉岡里帆コメント

高杉さん演じる国崎春馬は、事件の犯人を肉眼で見た可能性のある目撃者の一人です。一見繋がる事の無かった、一人の青年と盲目の元警察官が皮肉にも事件を通して心を通わせていきます。一緒に演じていく中で、物語が進むほどに亡くなったなつめの実の弟と春馬がリンクしていくように感じ、守りたい存在として大きくなっていきました。

私自身、なつめとしてどんなに苦しくても、純粋で真っ直ぐな春馬の姿勢に勇気付けられ、闘い抜く力をいただいたように思います。

今作はサスペンススリラーとして、犯人を想像しながら演じていく事、犯罪に巻き込まれていく様のアクション、特殊技能など、技術的にも難しい要素が詰まっていましたが、高杉さんの真面目さや表現の細やかさには驚かされました。見てくださる皆様にはぜひそこにも注目していただきたいです!

■森淳一監督コメント

(高杉くん演じる)春馬には、「一見、何を考えているのかわからない若者」というイメージを抱いていました。他人に関心がないばかりか、自分の将来にさえ興味がない。実際の高杉くんは人当たりもよく好青年でしたが、カメラを通すと憂いのある目がピッタリでした。撮影中は自分の演技に悩む姿も見られましたが、演出的な注文を100%理解しようとする姿勢は、とても好感が持て心強くもありました。少年と大人の間を行き来しているような男性を、見事に演じてくれたと思います。

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