【モデルプレス＝2019/06/28】お笑いタレントの渡辺直美が28日、米モデルのキム・カーダシアンが立ち上げた補正下着ブランド「KIMONO」が日本文化の盗用だと騒動になっていることについて、自身のInstagramストーリーにて思いをつづった。

◆キム・カーダシアンの「KIMONO」騒動

キムが25日に発表した補正下着ブランド「KIMONO」は、そのブランド名から「日本文化の盗用、日本の伝統衣装への侮辱」などの意見が殺到し大きな騒動に。ブランド名のロゴなどを商標登録出願していることにも批判が相次いでいる。

キムは27日のニューヨーク・タイムズに声明を寄せ「伝統的な衣装を侮辱するための衣服をデザイン、発売する」という計画は無いとし、ブランド名を変える予定も無いと説明。

日本文化における着物の重要性を理解、リスペクトしたうえで、『KIMONO』の商標登録が着物という言葉を排除したり制限したりするものではないという旨のコメントをしている。

◆渡辺直美「KIMONO」に“いいね”したことを釈明

渡辺は、このブランドを発表したキムのInstagramの投稿に「いいね」を押していたが、その後取り消し。

ストーリーでは「今回のKIMONO問題について」と切り出し、「発表された時にXXS～4XLと幅広いサイズ展開に凄いリスペクトしました！私は友達と喜んで、ここまで色んなサイズの女性の事を考えてくれたんだと思って、感動して、一度いいねを押した」と、「いいね」を押した経緯を説明した。

その後「ニュースでブランド名がKIMONOです！を見て、ん？なんで？となり、いいねを取り消しました」とやはりブランド名に疑問を抱き「いいね」を取り消したという。

渡辺は「一度いいねを押したことにショックを受けたファンの方々すみませんでした。私がコメントなどをよく見ず、サイズだけで即いいねを押してしまって、混乱させてしまってすみませんでした」と謝罪し、「影響力があるからこそ、今後一つのいいねにも気をつけていきたいと思います」と、フォロワー800万人以上を誇るInstagramユーザーとして責任を感じたことをつづっている。

◆渡辺直美、ブランド名に疑問も「冷静に向き合いましょう」

また、今回の問題については「なぜそうなってしまったのか疑問に思ったし、せっかく多様性を感じるいい商品だったのにキムなんで？な気持ちになった」と打ち明け、「キムのコメントを見て改めて自分で考えたいと思います」と思いを吐露。

また、キムに対する非難が続いていることに関しては「日本人としてキム本人に死ねとか暴力的なコメントはやめて、冷静に向き合いましょう」と呼びかけている。（modelpress編集部）

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