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【墜落】BIGBANG、完全体の復帰は可能か

2019/03/23
【墜落】BIGBANG、完全体の復帰は可能か

天下のBIGBANG(ビッグバン)はどうしてこうなったのか…。



YGの歴史


かつて、BIGBANGのいないYG Entertainmentを想像できない時代があった。

1996年に設立されたYGが、2006年にBIGBANGをデビューさせるまでの10年間、JINUSEAN(ジヌション)1TYM(ワンタイム)などをデビューさせて注目を集めたが、大型企画会社に成長する過程で、BIGBANGほど輝かしい功績を立てた歌手を見つけることは困難だった。

BIGBANGのヒット

【墜落】BIGBANG、完全体の復帰は可能か

リリースする曲はすべてヒットし、韓国内外で愛され、YGの売上高の大きな割合を占めるBIGBANGは、グループだけでなく、ソロとしても北米など海外各地で大規模なツアーを開催した。

ヤン・ヒョンソク代表プロデューサーも「BIGBANGのおかげでYGがメジャー企業に成長した」と明かしていたほど。

10周年を迎える


2016年にデビュー10周年を迎え、「MADE SERIES」を発売し、韓国内外のレコード、音源チャートの1位を席巻したBIGBANGは、輝かしい10年間の活動を振り返り、より華やかな10年を夢を見た。

G-DRAGONは、2016年12月にBIGBANGの『MADE THE FULL ALBUM』の発売記念インタビューで「人々は昔を“全盛期”、“クライマックス”と表現する。僕らにとっては幸せな悩みだが、未来を考えるようになる。今回のアルバムがヒットすればするほど、次のアルバムはよりヒットさせなければならないと感じる。昨日よりも良い今日、明日がBIGBANGのクライマックスであり、ハイライトだと思う」と語った。

しかし、2019年のBIGBANGは復活不可レベルだ。芸能人だが、インターネットポータルサイトの芸能面より、社会面で取り上げられることが多い歌手となってしまったのだ。

続く不祥事


2017年2月に、メンバーの中で一番最初に入隊した最年長のT.O.Pは、ソウル地方警察庁の楽隊所属義務警察として江南(カンナム)警察署で服務中だった2016年、大麻吸引の疑いでグループに致命的な打撃を与えた。

2017年7月に懲役10ヶ月、執行猶予2年、追徴金1万2,000ウォンを宣告され、義務警察の身分を剥奪された。その後、社会服務要員(旧公益勤務要員)に転換され、昨年1月から龍山(ヨンサン)区庁で服務中だ。

T.O.Pの麻薬問題で、2011年に取り沙汰されたリーダーG-DRAGONの大麻疑惑も再び問題視された。当時G-DRAGONは、日本のクラブで男性から受け取った大麻をタバコと思って吸引し、検察の調査を受けた。検察はG-DRAGONが初犯であり、微量の陽性反応を示したことを考慮して起訴猶予処分を下した。

その後、G-DRAGONはSBS『ヒーリングキャンプ』などの番組に出演し、大麻疑惑を受けた当時の心境を告白して反省の意を示したが、薬物疑惑はレッテルとして彼の後をついて回った。

軍服務中のG-DRAGONの場合、足首の治療を受ける過程でも指摘の声があった。

2017年2月に入隊、江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)軍3師団白骨部隊所属の砲兵として服務中の状況で、国軍病院の個室入院疑惑、休暇の使用に関する特恵疑惑が浮上したのだ。これに対し、所属事務所は「特恵はなく、大佐室は病院に存在しない。通常の手続きと基準に基づいて入院した」とし、「G-DRAGONが入院した病室は特室ではなく、小さな一般兵の個室だ。これは面会訪問者が多い病院の特性上、周辺の騒ぎや混乱を防ぐための適切な措置だっただけだ」と釈明した。

SOL(テヤン)D-LITE(テソン)が昨年3月に入隊して誠実に服務している中、V.I(スンリ)もBIGBANGの完全体での活動の可能性を下げた。一人残ってソロアルバムの発売とバラエティや映画出演、各種事業を通じて前例のない全盛期を享受していた彼の足を引っ張ったのは、クラブ事業だった。

MBC『シングル男のハッピーライフ』などを通じて、クラブ“バーニングサン”を運営していると明らかにしたV.Iは、昨年11月に20代の男性キム氏がバーニングサンで暴行を受けたと告発し、再びニュースの主人公となった。

この事件は、1月28日のMBC『ニュースデスク』を皮切りに、連日ニュース番組で扱われた。バーニングサンは暴行問題だけでなく、麻薬である“GHB”を使った女性への性的暴行疑惑、V.I本人の売春斡旋疑惑など、その他の問題が次々と発覚し、事態は大きくなるばかりだ。
V.Iはこの問題を受け、芸能界を引退している。

BIGBANGの墜落がさらに残念な理由は、彼らがかつては万人のロールモデルだったからだ。たゆまぬ音楽的挑戦と成長、これをもとにした良質な音楽とステージはBIGBANGの最大の武器だった。


完全体はもはや不可能な状況に…

【墜落】BIGBANG、完全体の復帰は可能か

WINNER(ウィナー)iKON(アイコン)などYGの後輩歌手だけでなく、多くの他企画会社の歌手たちが各種記者懇談会とインタビューで「BIGBANGのような歌手になりたい」と語る時期があった。しかし、今やBIGBANGをロールモデルとして挙げる歌手はいない。

大衆も背を向けた。麻薬や交通事故などの各種問題があった中でもBIGBANGがトップを守り続けられたのは、特出した音楽性があったからだった。しかし、軍服務による長期の空白期が続いている状況で聞こえてくるBIGBANGのニュースは、様々な事件・事故だけだ。BIGBANGを支持していた一部のファンも“ファン卒業”を宣言して離れ始めている。

本業の歌手としての優れた能力を誇るも、基本を守れなければ生き残ることができないことをBIGBANGが証明してくれている形だ。


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