ブス代表で台湾映画出演!
映画を観た瞬間、演じている俳優に嫉妬した。「この役、俺が演りたかった!」
そんな、猛烈に演じてみたい映画のキャラクターについて人気芸人が、愛を持って熱弁する「リメイクするならオファーくれ!」
今回、熱弁するのはこの人!
ゆにばーす・はら
はらさんがリメイクして欲しい作品はこちら!
『白雪姫』(1937年)
そして、はらさんがリメイク版『白雪姫』で演じてみたい役はこちら!
女王(魔女)
髪質的にババア役がぴったり!
ーーQ:どうして『白雪姫』の魔女を演じたいんでしょう?
はら:私、ディズニー映画がめちゃめちゃ好きで、歴代の映画も全て観ています。『白雪姫』を選んだのは、ディズニーが1番最初に作った、記念すべき長尺のアニメ映画だからです。リメイクされるなら携わりたいですね。ヒロインとかそういう大きなことは言わないので、魔女やりたいです!
川瀬:充分大きなこと言うてるけどな!
はら:誰よりも魔女役は似合う自信があります。髪質的に悪役がぴったりだと思うので。やりたいシーンは、変身しておばあちゃんになって、白雪姫にリンゴを渡すところ。
川瀬:まぁ、はらさんはババア役が似合いますね。見た目と声からして、『天空の城ラピュタ』の空中海賊の女首領・ドーラも出来ると思います。
ラピュタのなかで、ドーラがパズーを捕まえて、目の前でハムをムシャムシャ食べるシーンがあるんですけど、それをライブでやらせたことがあります。それが、めちゃくちゃドーラに似ていたんですよ!
ひたすらハムを食べているだけなんですけど、死ぬほどウケました(笑)。体型も似てますよね。蟻が立ったみたいな。
はら:女王アリね。ボンキュッボンだから。
川瀬:ボンボンボンやろ!
ーーQ:ディズニー映画は昔から好きでしたか?
はら:そうですね、ディズニー映画で育ちました。子供の頃、1年間アメリカに住んでいた時期があって、当時から英語バージョンのディズニーのビデオをずっと観ていました。日本に帰ってきてからは、英語と日本語の両方を比べたりしていました。
ディズニー映画でいうなら、他に『ライオンキング』に出てみたいですね。あ…でも、実写化するとなると…ライオンだから無理か。
川瀬:ミュージカルは出来るやんけ!
はら:ミュージカルはまた違うからさ。うーん、キャラでいえば、ヒロインのナラのお母さんくらいでいいかな(笑)。ナラに毛づくろいしてあげるくらいの、超チョイ役。シンバのお母さんとは言いません。
川瀬:お前がやるなら、ハイエナの親分だろ!
はら:あとは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに出たいですよね。あの映画に登場するキャラも、髪型が私みたいなのばっかりなんで(笑)。
物語のなかで、敵キャラとして伝説の海賊が出てくるんですけど、あれはメイクなしでいけると思います。一切手がかからないと思うので、是非私にオファーしてもらいたいです!
川瀬:こいつハリウッドまで考え出した。
海外から出演オファー!しかし役柄は…
ーーQ:今後、女優業には興味はありませんか?
川瀬:はらさんは、声優業とかでチョロチョロ出ているんですよ。映画も最近出たよな?台湾のワケ分からない作品。
はら:ブスの日本語教師役でね。
川瀬:すごいですよ。台本に堂々と「ブス」って書いてあったんで。
はら:「ブス10時入り」って(笑)。
ーーQ:どういった経緯でオファーが来たんですか?
はら:監督さんが日本の芸人を出したいって吉本にオファーを出したそうです。そこで、吉本側から女芸人の顔写真入りのリストを出したらしいんですが、それを見た監督は、一発で「こいつだ!!」って私を選んだんですよ!顔で即決です(笑)。
現場で監督に会ったら、「顔にインパクトがある女性を探していた。見つかって助かりました!」みたいなことを言っていましたね。
川瀬:めちゃくちゃ探していたんだな。
ーーQ:演技は上手く出来ました?
はら:台湾の出演者陣が日本に来て、日本語を学ぶみたいなシーンでした。そこで出てくる女教師役です。
川瀬:なんかギャグっぽく日本語を教えるみたいな役だったよな。
はら:ギャグの概念が違うから、監督に「どうしたらいいんですか?」って聞いたんです。そしたらとりあえず、教壇で「ファイト!」って言ってくださいって指示されて(笑)。ずっと「ファイト!ファイト!!ファイト!!!」って叫んでいました。
川瀬:アニマル浜口みたいになってるやん!
はら:手応えは…、一切ないですね(笑)。やってみて演技は、本当に無理だなって思いました。俳優さんはすごいですね。
以上、ゆにばーす・はらさんの「リメイクするならオファーくれ!!」でした!
次回もお楽しみに!
(文・渡部隆太/辻健一)