モノマネするのも緊張するほど憧れの人
人気芸人達が、大好きな映画人へ向けてラブレターで愛を伝えるこの企画。
今回登場するのはこの人!
プラス・マイナス 兼光タカシ
今回、プラス・マイナス 兼光タカシさんがラブレターを書いた相手とは…?
ジャッキー・チェン
主な出演作:『ポリス・ストーリー/香港国際警察』、『プロジェクトA』、『酔拳2』、『ベスト・キッド』、『ラッシュアワー』など多数
【プラス・マイナス 兼光タカシさんからジャッキー・チェンさんへのラブレター】
初めて観た時からあなたの虜!
ーーQ:ジャッキー・チェンを好きになったきっかけは?
兼光:小学生の頃、家族で金曜ロードショーとかをよく観ていたんですけど、その時に初めてジャッキー・チェンが主演の映画を観て、そこから一気に虜になりました。
それがきっかけで、ジャッキー・チェンが出演する映画は全部観てます。
ーーQ:ジャッキー・チェンのどんな所に惹かれるのですか?
兼光:唯一無二で、誰にもマネ出来ないアクションですね。
ジャッキーのアクションって、動きが派手で凄いということに加えて、イスを使って闘ったりと工夫がある上に、コメディタッチに仕上げていてお茶目でオシャレな演出なんですよ。そういうジャッキーにしか出来ないオリジナリティ溢れるアクションにはやっぱり惹かれます。
ーーQ:ジャッキー・チェンの出演作で、一番印象に残っている作品は何ですか?
兼光:それは、ジャッキーを最初に観た映画『カンニング・モンキー 天中拳』ですね。
この作品はビデオに録画して、テープが擦り切れるくらい見返しました。中でも、ジャッキーが「ポパイ、ポパイ」と言うと、めちゃくちゃ強くなるというシーンがあって、そこは強く印象に残っています。
あと、ジャッキー作品といえば、吹き替え版の声優さんがいいんですよね。ずっと同じ方が担当されていると思うんですけど、ジャッキーに合っていて、そこも好きです。
(※ジャッキー・チェンの吹き替えは石丸博也が担当)
ーーQ:ジャッキー・チェンの出演作は劇場へ足を運んで鑑賞されますか?
兼光:そうですね。小さい頃はよく行っていましたね。
子どもの時は映画というとストーリーが複雑で難しいというイメージだったんですけど、ジャッキーの出演作は敵を倒しに行ったり、麻薬売買をしているボスを捕まえに行ったりとか、すごいシンプルなストーリーだったんですよ。
だからアクションだけ観ていても、もちろん楽しいんですけど、ストーリーもちゃんと頭に入って来るので、子どもながらにすべてを楽しませてくれるエンターテイメントだと思っていました。
ーーQ:ジャッキー・チェンにお会いしたことはありますか?
兼光:会ったことはないです。
でも、何度も「引退をする」と言いながらも現役で映画に出演しているので、どうやってあの体力を維持しているのか、いつまで現役を続けるのか、ということは聞いてみたいですね。
あと僕、ジャッキー本人には会ったことがないですけど、芸人のジャッキーちゃんには何度か会ったことがあって、あの人がむちゃくちゃ本物に似ているから、会う度に緊張しちゃうんですよね(笑)。
ーーQ:兼光さん自身、いろんな方のモノマネをされていますが、ジャッキー・チェンのモノマネをしてみようと考えたことはないんですか?
兼光:ジャッキーのモノマネをしてみようと思ったことはないですね。
モノマネの対象にする方は「好き」ということがきっかけで挑戦するのですが、最初は「この人の声は出せるかな?」ということを考えてやり始めるんです。
でも、ジャッキーは子供の頃からのスターでモノマネするのも緊張するんです。
それに、僕は吹き替え版で作品を観ていたので、ジャッキーの実際の声を知らないんですよ(笑)。
以上、プラス・マイナス 兼光タカシさんからジャッキー・チェンさんへのラブレターでした!
次回もお楽しみに!
(文・渡部隆太/辻健一)