平成で1番人気があった歴代女子アナとは!?
ニュース原稿を読んで世間の動きを伝え、はたまた情報番組やバラエティー番組を切り盛りするのが、アナウンサーの仕事。
ところが、1980年代後半ごろから、特に女性アナウンサーのタレント化、アイドル化が顕著になりました。中には、芸能人をしのぐほどの人気を持つアナウンサーも出てきていますよね。
そこで今回は、平成でもっとも人気があった歴代女子アナについて、10代から40代の男女を対象にアンケート調査を行い、結果をもとにランキング化してみました。
■質問内容
平成で特に人気があったと思う歴代女子アナはどれですか。3つ以内でお選びください。
■調査結果
1位:水卜麻美(日本テレビ) 50.0%
2位:加藤綾子(フリー) 24.0%
3位:高島彩(フリー) 23.0%
4位:小林麻央(元フリー) 13.0%
5位:田中みな実(フリー) 12.0%
5位:滝川クリステル(フリー) 12.0%
7位:夏目三久(フリー) 9.0%
8位:内田恭子(フリー) 7.0%
8位:中井美穂(フリー) 7.0%
10位:川田裕美(セントフォース) 6.0%
10位:八木亜希子(フリー) 6.0%
10位:木佐彩子(フリー) 6.0%
●1位 水卜麻美(日本テレビ)
1位にランクインしたのは、日本テレビの水卜麻美アナウンサー。
食リポでの食べっぷり、女子アナには数少ない「ぽっちゃり系」で人気に火が付いた水卜アナ。長く司会アシスタントを務めた昼の情報番組「ヒルナンデス!」では、いじられキャラを演じつつ、ゲストの状況を見ながら巧みに番組を進めていましたね。
ですが水卜アナは、実はアナウンサーとしての本分である「しゃべり」の実力もトップクラス。ニュース原稿やナレーションでも、内容に応じた的確な読みができると、テレビ関係者から高い評価を得ています。
活躍の場を朝に移し、すっかり日本テレビの看板アナに成長した水卜アナ。「好きな女子アナウンサーランキング」では5年連続の首位となり、すでに殿堂入りしましたが、今後の活躍が楽しみですね!
●2位 加藤綾子(フリー)
2位は、元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーで活動する加藤綾子アナウンサーです。
「カトパン」の愛称でフジテレビの女子アナ黄金期を支えてきた加藤アナですが、2016年に同局を退社。フリーアナとして、他局の番組でも活躍を続けているほか、2018年にはテレビドラマにも挑戦。女優業への進出も始めています。
番組進行の際はあまり前に出過ぎることはなく、冷静に状況を見て内容を進める実力は折り紙付きで、在局時代は番組に引っ張りだこ。テレビ画面で加藤アナを見ない日はないほどで、その多忙さゆえに退社したのでは、という噂もありました。
現在は、そこまで多くの番組で顔を見ることはありませんが、歴史に名を残すほど仕事をしてきた加藤アナなので、今は自分のペースで仕事をしていきたいのでしょうね。
●3位 高島彩(フリー)
3位にランクインしたのは、高島彩アナウンサーでした。
高島アナは「アヤパン」の愛称で親しまれたフジテレビの看板アナウンサー。親しみやすい笑顔が世代を問わず大人気で、特に7年近くメイン司会を担当した「めざましテレビ」では、朝の時間帯の視聴率を支える大きな存在となっていました。
司会進行も抜群で、看板アナとして活躍していましたが、「ゆず」の北川悠仁さんとの結婚を機に、同局を退社。現在は子育てをしながら、フジテレビの番組を中心に、他局でも活動しています。
子育てがひと段落したら、また多くの番組で彼女の笑顔を見ることができるかもしれませんね!
■歴史に名を残すには、実力も重要
女子アナウンサーのアイドル化で、とかく容姿が重要視されがちな時代が長く続いてきました。花形はバラエティー番組で、報道番組を志望する女子アナが減っていったのは、その影響もあるでしょう。
しかし、今回のランキングを見てみると、やはりニュースが読める、司会を堅実にこなすことができる、という実力の部分でも、視聴者に印象を残していることが分かりますね。
バラエティーももちろん大事。ですが、せっかくアナウンサーになったのですから、日々の動き、世間の関心ごとを自分の声で伝えるアナウンサーの醍醐味を、ぜひ味わってほしいですね!
HORANE調べ
2019年1月
調査対象:10~40代の男女
- タグ: エンタメ
- シリーズ: ライフスタイルマガジン