近年は「二世タレントの犯罪が絶えない」と言われています。二世タレントの犯罪は

大物である親がTVの前で謝罪会見を行うなど、確かに印象深いもの。特に人々が強く印象に残っている二世の犯罪にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

■質問内容

犯罪歴のある有名人二世といえばどれですか。3つ以内でお選びください。

■調査結果

1位：高畑裕太（高畑淳子の息子）／強姦致傷　70.0％
2位：高橋祐也（三田佳子の息子）／覚せい剤　39.0％
3位：坂口杏里（坂口良子の娘）／恐喝　35.0％
4位：いしだ壱成（石田純一の息子）／大麻　32.0％
5位：清水良太郎（清水アキラの息子）／覚せい剤　30.0％
6位：御法川雄斗（みのもんたの息子）／窃盗　9.0％
7位：中村俊太（中村雅俊の息子）／覚せい剤　7.0％
7位：真木蔵人（マイク真木の息子）／傷害　7.0％
9位：原田知樹（藤田まことの息子）／覚せい剤　6.0％
10位：橋爪遼（橋爪功の息子）／覚せい剤　4.0％

 

●多くは覚せい剤などの薬物犯罪

多くの人々の印象に強く残ったのは、やはり高畑裕太による性犯罪。母親の高畑敦子さんは好感度が高い人気女優だっただけに、大きく報道されました。続く2位は三田佳子さんの息子、高橋祐也の覚せい剤での逮捕。ここのランキングでもわかるように、二世芸能人の逮捕は覚せい剤など薬物による犯罪が大半を占めています。高橋祐也は、覚せい剤ですでに4度目の逮捕。この異様な回数が、今回2位にランクインした理由でもあるでしょう。

 

●なぜ二世の薬物犯罪が多いのか

二世の犯罪に薬物が多い理由にはなにがあるのでしょうか。よく言われるのは、親が芸能人でお金に余裕があることで薬物にも手を出しやすい、というもの。実際に、高橋祐也の場合は覚せい剤逮捕歴があるにも関わらず、4度目の逮捕の際は母親の三田佳子さんが1日15万のお金を援助していたといいます。

そのほか、「大物俳優の二世」というプレッシャーも大きいのかもしれません

。特に、親と同じ芸能界に入った二世タレントは、周りからの期待値も高く、視聴者からの目も厳しいことからよりストレスを感じやすいということもあるでしょう。もちろん、それが犯罪を肯定する理由にはなりませんが…。

 

●「二世タレントに犯罪が多い」という認識は正しいのか

芸人の土田晃之さんは、「芸能人二世の犯罪が多い」という報道の取り上げ方に不快感を表しています。確かに、ただでさえ芸能界で注目されやすい二世ですから、犯罪があった場合は大きな騒動となります。しかし、一般人や二世でない芸能人でも犯罪を犯す人はいるわけで、統計的に「芸能人二世の犯罪が多い」というわけではないのですね。真面目に頑張っている二世タレントの方や、芸能界ではない世界で真面目に働いている芸能人の子供も多くいる中で、「芸能人の二世＝犯罪」というイメージが強くなってしまっているのは、今後考えていかなければいけない問題かもしれません。

HORANE調べ
2019年2月
調査対象：10～40代の男女