これまでたくさんのスペシャルアニメを展開してきたルパン三世シリーズ。長年にわたって制作し続けている事から、作品によって雰囲気の変化も見られますが、中でも特にルパンらしい作品はどれだったでしょうか。10〜40代のみなさんに聞いてみました。

 

■質問内容

歴代ルパン三世テレビスペシャル作品の中で一番ルパンらしい作品はどれですか。3つ以内でお選びください。

 

■調査結果

1位：ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発！ 12.6％
1位：ルパン三世 ルパン暗殺指令 12.6％
3位：ルパン三世 ハリマオの財宝を追え！！ 10.3％
4位：ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎 9.2％
4位：ルパン三世 ワルサーP38 9.2％
4位：ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜 9.2％
4位：ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト 9.2％
4位：ルパン三世VS名探偵コナン 9.2％
4位：ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜 9.2％
10位：ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え 8.0％

 

●「ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発！」

1位は、初のテレビスペシャル作品で1989年4月に放送された「ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発！」。同作では、高度情報化時代の真っ只中である20世紀末を背景に、コンピューター科学を題材に取り入れたストーリーとなっています。石川五ェ門の活躍が多いのも特徴。

 

●「ルパン三世 ルパン暗殺指令」

テレビスペシャル作品5作目として1993年7月に放送された「ルパン三世 ルパン暗殺指令」も1位に。同作では、銭形警部がルパン捜査から外され、序盤からルパン一味と銭形警部が手を組むという珍しいシチュエーションとなっています。また、前作まで担当していた監督の降板により初期作品を手がけていた監督が起用された事から、作品全体が初期ならではの渋い雰囲気となっているのも特徴です。

 

●「ルパン三世 ハリマオの財宝を追え！！」

3位は、7作目として1995年8月に放送された「ルパン三世 ハリマオの財宝を追え！！」。長年ルパンの声優をつとめた山田康雄さんの逝去により、映画作品で代役をつとめた栗田貫一さんが正式に二代目就任してからの初作品となっています。ストーリーは、第二次世界大戦中のマレー半島を舞台としており、ルパンがワルサーP38を一度も使用しないほか、肉弾戦のシーンが多い珍しい展開。

 

■20世紀放送の作品がルパンらしい？

そのほかには、1990年に放送された「ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎」や1997年放送の「ルパン三世 ワルサーP38」などがランクインしました。ルパンらしさについてはやはり時代の影響か、20世紀に放送されている作品が支持される傾向にあるのかもしれませんね。

 

HORANE調べ 2020年3月 調査対象：10～40代の男女