映画の中に、「映るはずのものがないもの」が映っていて、ゾッとした経験はありませんか？ 今回は10〜40代の男女を対象に、「心霊現象をとらえてしまったと聞いて驚く映画」について聞いてみました。

 

■質問内容

心霊現象をとらえてしまったと聞いて驚く映画はどれですか。3つ以内でお選びください。

 

■調査結果

1位：『家族ゲーム』（1983年／日本） 32.0％
2位：『着信アリ』（2004年／日本） 24.0％
3位：『リング』（1998年／日本） 23.0％
4位：『陰陽師 妖魔討伐姫』（2002年／日本） 20.0％
5位：『感染』（2004年／日本） 12.0％
6位：『リング0バースデイ』（2000年／日本） 8.0％
7位：『スリーメン・アンド・ベイビー』（1987／アメリカ） 8.0％
8位：『THE RING』（2002年／アメリカ） 7.0％
8位：『The EYE（アイ）』（2002年／香港・シンガポール） 7.0％
8位：『妖怪天国 』（1986／日本） 7.0％

 

●1位 『家族ゲーム』（1983年／日本） 32.0％

1位に選ばれたのは、1983年公開の「家族ゲーム」でした。心霊現象が映っているといわれるのは、沼田茂之役の宮川一郎太さんが、ノートに単語を何回も書き込むシーン。宮川さんの額にもぞもぞと動く何かの影が映り込んでいます。何の影だか気になりますが、これは下からガラス越しに撮影したため、反射した宮川さんの手の影が額に映ってしまっただけなのだそう。

 

●2位 『着信アリ』（2004年／日本） 24.0％

2位に選ばれたのは、スマホではなくガラケー主流だった2004年に公開された「着信アリ」でした。死の予告を受けた主人公（柴咲コウさん）が廃病院を訪ねたときに、壁にかかっていた鏡の中に、人の手らしきものが映り込んでいるのだとか。とても小さな部分なので、よく見ないとわからないとのことですが、廃病院という設定や鏡、手が不気味に映り込むなど、真実味ありそうでゾッとしますね。

 

●3位 『リング』（1998年／日本） 23.0％

3位にランクインしたのは、1998年公開の「リング」。主人公（松嶋菜々子さん）がベランダの窓を後ろ向きに閉めたとき、ガラス越しに笑っているように見える女性の顔が映り込んでいるのだそう。ただ、はっきり見えるというわけではないので「光の加減なのでは？」と言う人もいるのだとか。

 

■アメリカ映画「スリーメン・アンド・ベイビー」にも心霊現象が!?

いかがでしたか？ 今回は日本のホラーを紹介してきましたが、アメリカの「スリーメン・アンド・ベイビー」も、ばっちり"何者かが"映っていると有名ですね。よく知っている映画や、何度も見た映画の中にも、もう一度見直してみるとまた違った何かを発見できる場合もあるかも……。

 

2019年12月 調査対象：10～40代の男女