人気の俳優さんたちの中には、実は子役出身という人もたくさんいます。そこで、「子役出身」と聞いて驚く、子役出身感のない芸能人にはどんな人がいるのでしょうか？調査してみました。

 

■質問内容

子役出身感がない子役出身芸能人はどれですか。3つ以内でお選びください。

 

■調査結果

1位：三浦春馬 18.0％
2位：大島優子 16.0％
3位：戸田恵梨香 14.0％
4位：高橋一生 12.0％
4位：堂本剛 12.0％
4位：宮崎あおい 12.0％
7位：井上真央 10.0％
7位：ウエンツ瑛士 10.0％
9位：蒼井優 9.0％
9位：広末涼子 9.0％
9位：坂上忍 9.0％

●1位：朝ドラで子役デビュー

1位に選ばれたのは、4歳のときにアクターズスタジオつくば校に所属していた三浦春馬さんです。そして7歳でNHK朝ドラの「あぐり」で子役デビューをしています。その後も数多くのドラマに子役として出演。14歳のときに出演した日本テレビのドラマ「14歳の母」で主役の志田未来さんの相手役として注目を浴び、一気に人気俳優の仲間入りをしました。さらに、2004年〜2005年の一年間でしたが、同じアクターズスタジオ所属の2名とともに「Brash Brats」を結成し、ストリートライブなども行っていました。現在も舞台などで歌声を聴かせてくれていますが、すでに10代の頃から音楽活動もしていたのですね。

 

●2位：ジュニアアイドル出身

2位になったのは、大島優子さんでした。大島さんと言えば、元AKBのチームキャプテンを務めていたことでよく知られていますが、実は子役でデビューし、12歳頃からジュニアアイドルとして活動していました。AKBのオーディションに合格する前の年には、THE ALFEEの高見沢さんがサウンドプロシューサーを務めていたジュニアアイドルグループ「DoLL’s Vox」に所属。これは、フジテレビの番組内の企画で、15歳以下の少女25名が所属していて、多くの人がドラマやグラビアなどで活躍していたようです。

 

●3位：中学生までは関西の事務所に所属

3位に選ばれたのは、戸田恵梨香さんでした。戸田さんは小学生の頃に出身地の関西の芸能事務所に所属し、芸能活動を開始しました。その後、現在の事務所にスカウトされ、中学卒業とともに上級。12歳でNHK朝ドラ「オードリー」に出演し、ドラマデビューしました。その後もNHKを中心に数多くのドラマに子役として出演した経験を持っています。10代の頃はかなり忙しかったらしく、作品の掛け持ちも多かったようです。しかし、子役出身ということでほかの一般職の経験がないため、働いている人を演じるためにさまざまな作品を見たり、周囲の大人を観察するなどの努力をしていたとのことです。

 

■大人になる努力

現在、大人の俳優として活躍している人の中には、このランキングに選ばれた人以外にも子役出身という人は数多くいます。子役時代に有名になった人の多くは、いつまでもそのイメージから脱却できず、急にお酒を飲んだり、タバコを喫うシーン、ラブシーンなどがあると、視聴者が違和感を持ってしまうこともしばしば。そこで上手に大人になる努力が必要になってきます。つまり、このランキングに選ばれたみなさんのように、子役出身感がないというのは、むしろちゃんと大人になれた人の代表とも言えますね。

 

HORANE調べ 2019年12月 調査対象：10～40代の男女