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温厚な相方・三島が激怒した2回の大事件

人気芸人の皆さんに、自らの身の周りで起こった面白かった出来事・不思議な出来事などを自由に話してもらう「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」。果たして、今回はどんなエピソードが飛び出すのか!?

今回、小噺を披露するのはこの人!

すゑひろがりず・南條庄助さん

 

 

M-1グランプリ2回戦での南條の大失態・・・

 

南條:今日は相方の話をしようと思います。相方の三島くんは、なかなか喜怒哀楽を見せないところがありまして、もうコンビ組んで9年くらいになるんですけど、特に喜怒哀楽の中で怒りの感情になっている三島くんを2回くらいしか見たことがないんですよね。
その1つ目が、僕らの、あるネタの中で使うワードを『よぉっ!』と言うか、『あっぱれ!』と言うかの2択で揉めたことがありまして。三島は『あっぱれ!』を推していて、僕は『よぉっ!』の方が良いと言い続けて膠着して20分くらい経ったんです。そしたら三島くんが黙りこくって何も言わんようになったんですよ。
僕は『三島、喋らんなぁ』って思ってたら、三島くんが急に立ち上がって『お前とツボちゃうねん!』って大きな声で言い出しまして。相方にそんなこと言いますかね普通、面と向かってツボが違うなんて…。
2回だけあった怒った三島くんの1つ目が、『お前とツボ違うねん』と怒鳴られた話ですね。
三島:ありましたね、そんなこと(笑)。
南條:そんな三島くんがですね、もう1回キレた事件がありまして。これもよく覚えているんですけど、昔コンビ組み立ての時に出場したM-1の2回戦くらいで、狂言風に3分クッキングをするネタをやったんです。
そのネタの最初が僕のセリフで『ポロポンポンポンポン』っていう、3分クッキングの最初の音楽を狂言風に歌ってネタが始まるんですけれども。僕がM-1ということで緊張していて狂言風に『ポロポンポンポンポン』を歌うことを忘れてしまって、そのままツカミもなくネタに入って終わってしまったんです。
終わった後に『なんかウケんかったなあ』と思いながら楽屋に戻って、三島に「ウケんかったなあ」と言おうと思った瞬間に、三島が僕の胸ぐら掴んで「お前『ポロポンポンポンポン』は!?」って壁に飛ばされて、ちょっと笑ってしまったんですよね。これが三島が怒った瞬間の2つ目ですね。
三島:ホンマに腹立ちましたね、あの時は。
南條:結局その2回戦は通過したんですけどね(笑)。

 

以上、すゑひろがりず・南條庄助さんの「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」でした!
次回もお楽しみに!

 

(文・田口拓也/辻健一)

再生時間: 2分50秒
動画1分あたりのデータ量目安は最大3.6MBです

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