ガキ大将のてっちゃんに味わわされた意外な結末
人気芸人の皆さんに、自らの身の周りで起こった面白かった出来事・不思議な出来事などを自由に話してもらう「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」。果たして、今回はどんなエピソードが飛び出すのか!?
今回、小噺を披露するのはこの人!
すゑひろがりず・南條庄助さん
太った同級生‘‘たけちゃん‘‘と『おむすび山作ろう~♪』で対戦
南條:これは私の幼少期の話です。僕が小学校3年生くらいの時、家の近所にガキ大将の“てっちゃん”という子がいまして。年齢が1つ上でむちゃむちゃ怖いんだけど、てっちゃんに気に入られたいというか、みんなてっちゃんのところに集まっていくんですよ。怖いけど、ちょっとオモロイ人みたいな感じで年下をめっちゃ従えていて。
そんなてっちゃんに、僕らの同級生の“たけちゃん”というちょっと太った奴と僕が呼び出されまして。当時、安達祐実さんが出演してた『おむすび山作ろう〜♪』っていうCMがあったんですけど、てっちゃんはバラエティ志向があったのか「今から南條とタケで『おむすび山作ろう〜♪』どっちが上手いかやれ」って言われて、『おむすび山作ろう〜♪』の言い合いをさせられたんですよ。しかも、てっちゃんは「負けた方を殴る」って言うんです。
僕は当時から目立ちたがりだったんで、『おむすび山作ろう〜、うぉううぉう♪』とか言って面白い感じでやったら、てっちゃんも凄い喜んでくれたんですけど、太ったたけちゃんの方が泣き出してしまって、『おむすび山作ろう〜泣』って泣きながらやってて。
ただ、それを見たてっちゃんは、ガキ大将で優しいので、最終的に僕のこと思いっきり殴ってきました。
三島:負けちゃったんですね(笑)。
南條:僕、絶対勝ったもんやと思ってたんですけど、泣いてしまったたけちゃんを救いたかったんですかね。
三島:優しい心の持ち主ですね。
南條:優しいですよね。
以上、すゑひろがりず・南條庄助さんの「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」でした!
次回もお楽しみに!
(文・田口拓也/辻健一)
動画1分あたりのデータ量目安は最大3.6MBです
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