半世紀以上も親しまれ続けているNHKの連続テレビ小説。いわゆる“朝ドラ”といえば、毎回注目されるのはヒロインを演じる女優でしょう。これまでにさまざまな女優が朝ドラのヒロインを務めてきています。しかし、朝ドラの印象が強い女優が意外とヒロインを演じていないことに驚かされるはず。そこで今回は、10代から40代の男女を対象としたインターネット調査で「朝ドラヒロインをやっていそうでやっていなかった意外な女優」を聞いてみました。

 

■質問内容

朝ドラヒロインをやっていそうでやっていなかった意外な女優はどれですか。3つ以内でお選びください。

 

■調査結果

1位：綾瀬はるか 26.0％

2位：菅野美穂 15.0％

3位：上野樹里 12.0％

4位：蒼井優 11.0％

4位：長澤まさみ 11.0％

6位：深田恭子 10.0％

7位：志田未来 9.0％

7位：木村佳乃 9.0％

9位：新垣結衣 8.0％

9位：北川景子 8.0％

9位：木村文乃 8.0％

 

●1位：綾瀬はるか

2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』で主役を演じたほか2019年の大河ドラマ『いだてん～東京オリムピック噺～』にも出演、さらに紅白の司会まで務めていた綾瀬はるかさんはNHKに関わりの深いイメージがあるでしょう。しかし、意外なことに朝ドラに出演した経験がないのです。主演ドラマや映画が多数ありますが、朝ドラに出演する機会はくるのでしょうか。

 

●2位：菅野美穂

2位にランクインした菅野美穂さんですが、朝ドラでは何度も目にしているはず。1995年に放送開始した『走らんか！』をはじめとして『ちゅらさん』『べっぴんさん』『坂の上の雲』など朝ドラではお馴染みの女優です。とはいうものの、ヒロインを演じてはいません。ただし、朝ドラ初出演となった『走らんか！』では主人公が珍しく男性でしたが、中江有里と共にヒロインといってもいい役柄でした。また、『べっぴんさん』ではヒロインの母親役も務めています。

 

●3位：上野樹里

24歳という若さで大河ドラマ『江～姫たちの戦国～』のヒロインに選ばれて話題となった上野樹里さんですが、朝ドラではヒロイン未経験。美人4姉妹が注目された2003年の朝ドラ『てるてる家族』では、ヒロイン（石原さとみ）の姉となる三女・秋子を演じています。

 

■経験豊かな女優はヒロインの母役に期待！？

朝ドラのヒロインは高倍率のオーディションから選ばれるケースがほとんど。オファーを受ける場合もありますが、大抵は若手のみならずベテラン女優も狭き門をくぐらなければヒロインになれないのです。まだ朝ドラのヒロインをやっていないベテラン女優たちはすでに多くの経験を積んで味のある演技を魅せてくれる人ばかり。今後ヒロインとなる可能性も十分ありそうです。

 

 

 

 2020年6月

 調査対象：10～40代の男女