先輩が直角に消えた日
人気芸人の皆さんに、自らの身の周りで起こった面白かった出来事・不思議な出来事などを自由に話してもらう「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」。果たして、今回はどんなエピソードが飛び出すのか!?
今回、小噺を披露するのはこの人!
インディアンス・田渕章裕さん
カーディガンの悲劇!
田渕:これからするのは、びっくりした話です。
僕ら上京して5年になるんですけど、それまで大阪で活動をしていたんですね。その時に令和喜多みな実の野村さんにすごいお世話になっていて、よくご飯とかに連れて行ってもらってたんですよ。
ある時、同じ番組の収録終わりに、「田渕、今日チャリで来てる?」って言われて、「チャリです!」って言ったら、「あ、そうなん。オレもチャリやから一緒に帰ろうや」って言われて、野村さんが前で、僕が後ろから追いかける感じで、チャリで一緒に帰ることになったんです。
ただその日、野村さんがめっちゃ長いカーディガンを羽織ってて、ひらひら~ってスーパーマンみたいになってるから、一緒にチャリで帰ってんの恥ずいなって思てて(笑)。
そうしたら急に野村さんから「田渕、メシ食った?」って言われて、「食ってないです」と返したら、「じゃあメシ食ってから帰ろうか?」となって、僕が「お店はどこなんですか?」って聞いたら、「いま走ってる道をまっすぐ行ったとこに店あるから、そこで食べようや」って言ってる時に、野村さんのぶわ~ってはためいていたカーディガンの端っこが、ガードレールの端のくりんってなってるところにクッて引っかかったんです。
それで野村さん、「そのまままっすぐ行く」って言ってたのに、カーディガンが引っかかった瞬間に左折して、そのままどっか行ってもうたんです(笑)。
それから一回も会えてないです(笑)。
きむ: いや、会うてるやろ(笑)。
田渕:だから、びっくりするし、ゾッとする話なんですよね(笑)。
以上、インディアンス・田渕章裕さんの「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」でした!
次回もお楽しみに!
(文・渡部隆太/辻健一)
動画1分あたりのデータ量目安は最大3.6MBです
- タグ: よしもと
- シリーズ: ライフスタイルマガジン