大：双子で芸人をやっていると、まあ～面倒くさいことがたくさんあるんですよ。
間違えられたりすることはもちろん、「同じ人を好きになったりするの？」「双子でテレパシーあるの？」みたいな質問を何万回もされるんです。
ただ、目の前に双子がいたら自分も同じような質問をするかもしれないし、しょうがないとは思います。
でも、最近になって“それを知ってもあなたの人生変わらないよ”と思うようになったんです。「どっちが大で、どっちが拓ですか？」とよく聞かれるんですけど、その時にいや、どっちが大でどっちが拓か分かったところであなたの人生変わるのか？と思うんです。
この質問をしてくる人ってただその場で思いついたから聞いてくるんです。
本当に大か、拓かを認識したい人はある程度予備知識入れてきたり、喋りかける前に一旦観察する時間を置くはずなんですよ。
それなのに、ただ聞いてくる人って次会ったときもどっちだっけ？となるんです。
だから不毛なやり取りだなと感じていて(笑)
拓：うん、不毛だよ。だから優しい双子っていないじゃん。
芸人の双子ってそういうことばかり聞かれるから、ツンケンするじゃん。
俺たちみたいな芸人の双子と違って一般的な双子はプライベートで二人揃うことがまずないから、そういう思いをすることが少ないと思うの。
だから、双子のタレントさんは皆、目つき悪いじゃん。
大：いやそんなことないけど(笑)。
例えば、マナカナさんみたいにずっと明るくニコニコしている方もいるじゃん。
拓：マナカナさんは子役からやってきたのが大きいと思う。
周りもどっちがマナカナさんかを認識した上で本人たちが成長できたと思うから。
だからマナカナさん以外の双子って全員目つき悪いじゃん。
ザ・たっちさんとかも「どうせどっちがどっちか分かってないんだろ」って心の中で思っているから目の奥が笑ってないじゃん。
大：そんなことないって(笑)。まあそれで話を戻すと、俺たちが一番の被害者でいいから、今後世間の双子がそういう目に合わないようにしていきたいんだよね。
拓：だからないんだって、双子が同時に揃うことを見る機会が。
俺たちがたまたま同じ仕事をしているからそうであってさ。
大：俺たちがデカい十字架を背負うことで、今後の双子がそういう被害にあわないよう発信していかないとと思うんだよね。
あなたの目の前に双子がいたとき質問したくなる気持ちを抑えて、ダイタクの話を思い出してくれませんかってことだね。
だからこの記事が今回の先駆けになればいいなと思って。
拓：いや、ならねえだろ(笑)