“壮絶いじめ”で視聴率60%を記録した脅威のドラマとは
ドラマの中でいじめのシーンが出てくることは珍しくありませんが、そのいじめがあまりに壮絶・凄惨で波紋を呼んだドラマもあります。今回は、そんな壮絶いじめシーンで問題作となったドラマをランキングします。
■質問内容
壮絶ないじめで問題作になったと思うドラマ・映画はどれですか。3つ以内でお選びください。
■調査結果
1位:家なき子 35.0%
2位:人間・失格~たとえばぼくが死んだら 19.0%
3位:おしん 18.0%
4位:野ブタ。をプロデュース 16.0%
5位:聖者の行進 14.0%
6位:3年A組-今から皆さんは、人質です- 13.0%
7位:GTO 13.0%
8位:家族ゲーム 12.0%
9位:ライフ 11.0%
10位:女王の教室 9.0%
●1位:家なき子
1位にランクインしたのは「家なき子」でした。
90年代に視聴率30%を超えるヒットとなり、主人公を演じた安達祐実さんの代表作にもなったドラマ、「家なき子」。母親を亡くし行き場をなくした小学生・すずが過酷な環境に耐えながらもたくましく生きる姿を描いています。
ドラマの中では、すずが同級生からいじめられるシーンだけでなく、大人たちからも暴力を振るわれる、児童虐待ともいえるシーンも多数。当時はそんな壮絶なシーンもヒットの要因となったのかもしれませんが、現在では再放送不可作品となっているようです。
●2位:人間・失格~たとえばぼくが死んだら
2位にランクインしたのは「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」でした。
まさにいじめをテーマにしたのがこの作品。同級生にいじめられ、裏切られ、親からも信頼を得られなくなった少年の苦しみが痛いほど伝わってくるドラマです。
まだ無名だったKinKi Kidsのふたりがメインキャストを務めたことでも話題になり、ジャニーズファンにとってはお宝的なドラマですが、いじめ内容があまりに残酷すぎることもあり、やはり再放送は難しいようです。
●3位:おしん
3位にランクインしたのは「おしん」でした。
元祖いじめドラマといっても過言ではない、有名ドラマ「おしん」。1983年~1984年にかけて、NHK朝の連続テレビ小説、通称朝ドラとして放送されました。
貧しい家に生まれた少女が奉公に出され、その先での過酷ないじめに耐えるシーンは多くの視聴者の胸を打ち、たちまちこの作品は話題に。なんと最高視聴率は62.9%。テレビドラマ史上最高の視聴率となり、この記録はいまだ破られていません。
2022年2月
調査対象:20~50代の男女
- タグ: エンタメ
- シリーズ: ライフスタイルマガジン