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初出演映画で監督とすれ違い

映画を観た瞬間、演じている俳優に嫉妬した。「この役、俺が演りたかった!」
そんな、猛烈に演じてみたい映画のキャラクターについて人気芸人が、愛を持って熱弁する「リメイクするならオファーくれ!」

今回、熱弁するのはこの人!


和牛・水田信二

 

水田さんがリメイクして欲しい作品はこちら!

『セブン』(1995年)

キリスト教の七つの大罪に基づく連続殺人事件と、それを追う刑事コンビの姿を描いたサイコ・スリラー。監督は、『エイリアン3』のデヴィッド・フィンチャー。出演はブラッド・ピット、モーガン・フリーマン他。

 

そして、水田さんがリメイク版『セブン』で演じてみたい役はこちら!

 
デイヴィッド・ミルズ刑事/ブラッド・ピット

 

 

俺の妻は尼神インター誠子⁉

 

——Q:デイヴィッド・ミルズ刑事を選んだ理由は何でしょうか?

水田:『セブン』って、キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件を描いているんですけど、最後の七つ目の標的は自分なんです。
まだ観たことない人のために詳しくは言わないですが、ラストで犯人が主演のブラッド・ピット演じるデイヴィッド・ミルズ刑事に対して、めちゃくちゃ怒らせることをするんです。だけどデイヴィッド・ミルズ刑事は、犯人を前にした時に、コイツを撃ったら負けだっていうのを分かっているんです。もしも自分が撃ってしまったら、犯人の目論見通り七つの大罪を完成させてしまうからです。でも、撃ちたくてしょうがないんですよ。ものすごい腹の立つことをされているから。
そのときのブラッド・ピッドの葛藤を表現する迫真の演技を、僕は完璧に出来るんです(笑)。だから、もしもリメイクするならそのシーンを僕にやらしてもらいたいです。

川西:モノマネやってたことあるよな?

水田:やってた(笑)。

川西:ネタとかではないんですけど、ラジオの企画で映画の好きなシーンを発表する流れになったときに、水田が「『セブン』のラストシーンの演技が…」と言って、ラジオやのに喋らずにそのラストシーンを体の動きだけでマネしてたんですよ(笑)。

水田:ほとんど喋らない演技なんで(笑)。

川西:だから息遣いだけでお送りしたっていうのを覚えてますね。コンビを組んですぐくらいのことですけど。

水田:もう11~12年前くらいから温めている役なので、もし本当にリメイクをするなら、そのシーンだけでもやらせて欲しいですね(笑)。

 

——Q:『セブン』がリメイクされる際に共演したい方はいらっしゃいますか?

水田:モーガン・フリーマンが演じたウィリアム・サマセット刑事役を、渋くて背が高くて男前な時任三郎さん、犯人を生田斗真さんに演じてもらいたいですね。主人公の妻役は最後にどえらいことになるんでちょっと選びにくいな…。

川西:本当は好きな女優さんに演じてもらいたいんやろ?

水田:本当は竹内結子さんとか、長澤まさみさんがいいんですけど…。最後にエグいシーンがあるから今挙げた2人には頼みづらいので、尼神インターの誠子とかですかね(笑)。

川西:一気にコントやん!

水田:それで、監督は山田洋次さんですね。山田洋次監督の新境地を観てみたいんで。

 

——Q:山田洋次監督の名前が挙がりましたが、山田洋次監督作品だと何がお好きですか?

水田:『学校』は好きでした。すごい小さい時に観て、子どもだから映画の内容をしっかりと理解はできていなかったんですけど、感動をしたのは覚えてるんですよ。大人の機微なんて分からない子どもを感動させるなんて凄いな、と後から思いました。

 

 

映画初出演は、監督と演技プランのすれ違い

 

——Q:お二人はドラマや映画にも出演されたことがあると思いますが、演技に自信はありますか?

水田:初めて映画の撮影をした時に、その時の役がクールで嫌なことを言う役だったんです。
その撮影に備えて、前の日に何回も自分でイメージトレーニングをしたんですよ。自分のセリフを録音して聞いて、いろんなテンションでやってみて、「テンションはあんま上げ過ぎん方がええな。自然なトーンでいった方がええな」と、リリー・フランキーさん的なイメージを固めて現場に行ったら、何回も「もっとテンションを上げてくれ」と注意されて、自分の演技プランが全部無しになりました。ちょっと監督と僕でお互いに思い描いていたプランが合わなかったですね(笑)。

川西:全面的にお前が合わせろよ!

水田:プランのすれ違いがありましたね。

川西:何がプランのすれ違いや!初めての現場で。

水田:また違う作品で監督さんとお会いする機会があったら、一緒に作り上げたいなと思います(笑)。

 

——Q:今後、役者としてドラマや映画に出演する機会があったら、共演してみたい人はいらっしゃいますか?

水田:妻夫木聡さんとか安藤政信さんといった、むちゃくちゃ男前で自分と正反対の人には憧れますね。女優さんとも共演したいですけど、ソワソワして集中出来なさそうなんで…。空き時間になに喋ろうかな、とか考えちゃいます(笑)。

 

 

以上、和牛・水田信二さんの「リメイクするならオファーくれ!!」でした!
次回もお楽しみに!

 (文・渡部隆太/辻健一)

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