沖縄をボクシング王国に導いた金城眞吉さん(享年73)と沖縄ワールドリング中真茂前会長(享年65)の追悼式が4日、沖縄県立武道館開催の「FUJI BOXING全保連スペシャル」、WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)の凱旋イベントのリング上で行われ、沖縄出身の世界チャンピオン、上原康恒氏、具志堅用高氏、浜田剛史氏、友利正氏、平仲信明氏のほか、元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏、東洋大学で金城さんの指導を受けたWBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)が登壇。昨年11月に肺がんにより死去した金城さんと同じ月に心筋梗塞のため死去した中真会長を偲んだ。
　金城さんは沖縄・興南高校ボクシング部監督時代に具志堅氏のみならず、亡くなった中真会長、浜田氏、平仲氏も指導。2011年からは東洋大学ボクシング部の監督を務め、村田をロンドン五輪金メダルに導き、2014年には瑞宝単光章を受章した。