明日4月2日、東京・水道橋の後楽園ホールで、日本ボクシング連盟主催の『第1回女子ボクシング・チャレンジマッチ』が行われる。女子の公式戦以外でも、エキシビションマッチとして、ロンドン五輪代表の清水聡(自体校)と鈴木康弘(同)ら、男子選手もその実力を披露するが、旧アマチュアボクシング界が女子メインの興行を行うとは、少なくとも国内では、前代未聞のできごとだろう。開催の目的には「女子ボクシングの啓蒙」や「現役選手のモチベーションアップ」、「競技の魅力と代表クラスの選手を知ってもらう大会にすること」が掲げられ、職業・お笑いタレントの山崎静代(梅津クラブ)が、台湾の選手と対戦するのも、見どころのひとつ。出場選手たちは、3月25日から31日まで、ナショナルトレーニングセンターで、調整合宿を行った。対戦相手との合同練習を避けるため、赤コーナーと青コーナーで、練習時間を別にしたという。試合は18時(会場は17時)開始で、チケットは全席自由の3000円(税込)。小学生未満は無料となる。

[対戦カード]
◎ライトフライ級
佐伯霞(大阪学芸高)-仲田幸都子(甲府城西高)

和田まどか(田奈高)-矢野明日香(淵江高)

◎フライ級
箕輪綾子(フローリスト蘭)-新本亜也(IBA)

秋山優女(清瀬高)-竹中愛佑梨(長吉高)

伊藤沙月(拓殖大)-千本瑞規(芦屋大)

◎バンタム級
釘宮智子(平成国際大)-邱敬雅(台北市)

◎フェザー級
林美涼(上市高)- 古川絢菜(大阪学芸高)

◎ミドル級
山崎 静代(梅津ボクシングクラブ)-薛春秋(台北市)