見どころ:両者は2019年5月に日本王座挑戦権をかけて対戦し古橋が勝利している。2人とも激闘タイプだが、田村は出入りを意識したボクシング、古橋はカウンターと攻守の幅を広げた。一度、手を合わせた上で、どのような戦略を立ててくるのか。中盤にかけて激しい打撃戦となりそうだが…。

見どころ:大橋ジム期待のホープ今永の3戦目。アマチュア仕込みの高い技術を見せて評判通りの強さを見せている。スムガットは163㎝をこの階級では小柄だが叩きつけてくる左フックには注意が必要だ。今永としては、圧勝し2022年を締めくくりたい。

見どころ:4連勝中の日本11位の今川は、これが約1年半ぶりのリング。上下の打ち分けと軸としたメリハリのある攻撃を得意とするサウスポーだ。2度目のランカー挑戦の高木は、来年3月の誕生日でボクサー定年を迎える。現役続行のためにはランキング入りが条件だ。

見どころ:A級初戦でランカーに挑む富岡は、スピードとカウンターが武器のサウスポー。連勝し好調をキープしている。WBO-APランカーのドミンゴは、今年10月に飯村樹輝弥(角海老宝石)に6回TKO勝ち。ホープの飯村を3度倒しインパクトを与えた。切れ味抜群のショートパンチには警戒が必要だ。スリリングな攻防が見られそうだ。

見どころ:日本6位の湯川は、今年10月に2回TKO勝ち。わずか2ヶ月弱でのリングとなる。スイッチしながら相手の隙を突き一撃で仕留める決定力が魅力だ。2022年最後の試合を豪快に倒して、来年に繋げたい。