見どころ:空位の日本王座を懸けて元王者の佐川と"ミライモンスター"松本が激突する。佐川は、昨年4月に元世界王者の久保隼(真正→引退)に3回KO勝ちして以来、1年ぶりのリング。中間距離から伸びてくる右ストレートに磨きがかかり進化を遂げている。タイトル初挑戦の松本は、左右ともにタイミング抜群のカウンターと勝負所を逃さない嗅覚が持ち味。ここ数戦は序盤で決着をつけている。中盤以降に大きな山場が訪れそうだ。ハイレベルな技術戦を制するのは?!

見どころ:日本6位の保坂は、中間距離から上下の打ち分けと強烈な左ストレートが武器のテクニシャンで着実にキャリアを重ねている。石井は、昨年11月に2回TKO勝ちでランキングに返り咲いた。中間距離からの左カウンター、右フックを得意とする。両者ともサウスポーで同い年という共通点がある。

見どころ:日本9位の宝珠山は、バランスの良さが光るサウスポー。全日本新人王獲得後も着実にキャリアを重ねている。青山は、昨年11月に元日本王者の粉川拓也(角海老宝石→引退)を撃破しランキング復帰を果たした。前戦は、コンパクトな右アッパーが冴えわたった。ランカー同士によるし烈なペース争いが繰り広げられそうだ。

見どころ:元日本王者の鈴木の再起2戦目。昨年10月の試合では、圧巻の内容を見せて復活を印象付けた。元WBO世界バンタム級王者のパンヤは、キャリア66戦のベテラン選手。タイトル挑戦に弾みをつけたい鈴木としては、テクニックを見せて豪快に倒したい。

見どころ:元世界王者・輪島功一氏の孫、磯谷がB級初戦を迎える。東日本新人王決勝戦で敗れた磯谷だが、左右ともに破壊力のあるパンチでここまで勝った試合はすべてKO勝ちだ。伊藤は、大晦日に初回46秒KO勝ち。右カウンターが火を噴いた。初回から目が離せない展開になりそうだ。

見どころ:全日本ライト級新人王の川口は、鋭い踏み込みと当て勘の良さを見せる好戦的なタイプ。試合を重ねる毎に力強さを増している。B級初戦でランカーに挑む小西は、勝ち星すべてがKO勝ち。打撃戦に持ち込み勝機を見出したい。