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透き通る神秘の青!自然のままの絶景スポット「神の子池」

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北海道の青い絶景といえば美瑛の「白金青い池」や、積丹ブルーと呼ばれる「神威岬」が有名ですが、もう一つ外せないのが斜里郡清里町にある「神の子池」です。 山奥にある小さな池ですが、手つかずの自然の中で青く輝く神秘の青は、まさに日本が誇る北の絶景! そんな「神の子池」と、アクセス時の注意ポイントを紹介します。

その景色は、まさに「神」と呼ぶにふさわしい

池なのにコバルトブルー、といった不思議なスポット。硫黄沢川や白ひげの滝から流入するアルミニウムを含んだ水と美瑛川とが混ざって光が当たることでこのような神秘的な色になるとか。

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アイヌ語でカムイトー(神の湖)と呼ばれる摩周湖の伏流水からできている、という言い伝えから、その池は「神の子池」と呼ばれるようになりました。1日に12,000tの伏流水が湧き出しており、水深5m、周囲220mの小さな池でありながらも、底まではっきりと分かるほどに澄んだ水です。水温が年間を通して8℃と低いおかげもあり、倒木があっても腐らず、まるで化石のように沈んでいます。

神の子池は、自然のままで残された絶景スポット

神の子池は山奥に突如現れた絶景スポットで、散策すると心まで澄み切ったような気持ちになります。駐車場からは未舗装の道を歩くので、服装は歩きやすいものがいいかもしれません。また近くのトイレは汲み取り式ですので、なるべく神の子池に来るまでに済ませることをオススメします。

「熊出没注意」の看板を横目に、さぁ森の奥までやってきました。周囲の川は普通の透明ですが、この「神の子池」だけ透き通るような青をしています。それはまさに、秘境と呼ぶにふさわしい絶景スポット。水の中に腐らず横たわる倒木が、より一層幻想的な景色を演出します。

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この神の子池をぐるりと見て回れるように散策路がありますが、見どころは池のみなので、所要時間は20~30分程度。確かに車がないと不便な場所にありますが、時間と労力をかけるだけの価値が、間違いなくその景色にはあります。

気になるアクセス方法は?

神の子池は、世界遺産「知床」からも近い道東にあります。最も一般的なアクセス方法は、女満別空港からレンタカーで行く方法。女満別空港から1時間半程度です。 札幌から電車で神の子池に行く場合は、網走までJRで行き、そこからレンタカーが良いですね。網走駅からも約1時間半程度です。 運転免許を持っていない、そんな方。残念ですが、電車の数も少ない、最寄り駅までは10キロ以上、タクシーの往復&待ってもらうとそれなりの料金。以上を考慮して、バスツアーを探すことをオススメします。

道道1115号摩周湖斜里線を中標津方面に10キロほど走ると、「神の子池 ○キロ」の標識が見えてきます。その先、「神の子池風景林 清里町」と書かれた木の看板を右折し、未舗装の道を2キロほど進んだ先が駐車場です。

決して良アクセスとは言えない「神の子池」。しかしコバルトブルーに輝くその青を見たら、誰もが「ああ来て良かった」と感じるでしょう。沢のせせらぎと木々の揺れる音、野鳥の囀りが響くその空間は、訪れた人たちを日々の疲れから解放する、神秘的な空間です。

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