子宮筋腫と聞いて、どんな病気かきちんと答えられる人は意外に少ないかもしれません。子宮筋腫は、女性にとってはよくある病気の一つ。しかし、子宮筋腫があることに気付いていない場合が多いのです。そこで今回は子宮筋腫の基礎知識と症状、診断についてなどをご紹介します。
子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍です。女性ホルモンの影響で、子宮を形成している筋肉が異常に増殖することが原因と考えられています。
小さな筋腫も含めると30代女性の4~5人に1人は子宮筋腫があると言われ、女性にとっては比較的、一般的な病気と言えるでしょう。
しかし、子宮筋腫ができる場所や数によって症状が異なるため、全く気付かずに過ごしている人が多いようです。