睡眠不足の翌朝、目の下が黒い、または青い、といった経験はありますよね。しかし、睡眠不足でも、疲れてもいないのに目の下にくまができている、ということはありませんか?それは、肌が衰えているせいかもしれません。目の下にできるくまには種類があり、それぞれ原因や改善方法が異なるのです。
今回は、くまについて知り、正しい対策をしましょう。
人間の体の中で、目の周りの皮膚は一番薄い部分。
皮脂腺も少なく、乾燥しやすい部分で、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまいます。
それに比べて頬は、皮下脂肪があって目の周りと皮膚の厚さも異なります。
そのため、境界線ができやすくなり、くまができてしまうのです。
また、目の下は、メラノサイトの活動が活発で色素沈着を起こしやすい場所です。目をこするクセがある人は注意しましょう。
さらに、年齢とともに皮膚が薄くなってくるので、加齢もくまができる原因の1つになります。
目の周りは血液が集まる部分。
目を使い過ぎて疲れたりすると、血液循環が悪くなり、それが皮膚を通して見えることがあります。それが青っぽく見えるので、「青ぐま」と呼ばれています。