大人になるにつれてどんどん変わっていく女性のカラダ。ルナルナで一緒に女性のカラダに関する基礎を学んでいきましょう。1回目のレッスンは、「生理のしくみ」についてです。
女性のカラダは約1ヵ月に1回、子供を産むための準備をしています。
まず、子宮の両サイドにひとつずつある「卵巣」という器官から、数万個ストックしているうちの1つの卵子を、約1ヶ月に1回のペースで排出します。
そして、放出された卵子は、子宮に向かって進んでいきます。
そのとき子宮では、子宮内膜を厚くし、赤ちゃんを受け入れるためのベッドを作っておきます。
子宮内で卵子と精子が出会って受精卵となり、子宮内膜に着床すると「妊娠」の成立です。
ただそのときに、受精・妊娠が成立しなかった場合は、子宮内膜のベッドは必要がなくなるので、血液とともに(生理の時の出血を、経血ともいいます)体外へ排出されます。これが「生理」です。
ちなみに生理中は、経血の排出をスムーズに行うために子宮を収縮させる「プロスタグランジン」という物質が分泌されます。この分泌量が多すぎると「生理痛」が起きるのです。
周期・期間・量ともに個人差がありますが、一般的に正常は生理とは①~③のように言われています。