毎年花粉症に悩まされる人も多いものです。くしゃみや目のかゆみなどの辛い症状に悩み、病院で薬をもらっている人もいることでしょう。また、花粉症になるとメイクのノリも悪い、という人も少なくないはず。
花粉症の症状はくしゃみや目のかゆみだけではありません。実は、肌荒れも引き起こすのです。花粉症と肌荒れの関係を知り、早めの対策を心がけましょう。
肌荒れも花粉症の症状の一つ。
顔や顎、首、鎖骨などが乾燥し、かゆみや痛みを伴う症状を引き起こすことがあり、それをスギ花粉皮膚炎と言います。
実は、この症状が出る人は、花粉症にかかっている人の約7割と言われるほど多いのです。
花粉は顔にも付着しますが、それが肌への刺激となり、肌荒れを引き起こしてしまいます。さらに、乾燥していたり、バリア機能が低下していたりと、肌の健康状態があまり万全ではない人は、皮膚炎などの肌荒れを起こす可能性が高いと言われています。アトピー性皮膚炎などの人は、症状が悪化することもあるので、特に花粉には注意しなければなりません。
花粉が顔についている時間が長いほど肌荒れは悪化してしまうため、外から帰ったらすぐに洗顔をしましょう。
洗顔は肌に刺激の強いものは避け、洗顔料を泡立てて優しく洗うのがコツ。
特に肌が乾燥している場合はバリア機能も低下していることが多いので、こすり洗いなどをすると肌がますます乾燥し、さまざまなトラブルを引き起こします。
洗顔後は化粧水で水分補給をし、保湿をしっかりするようにしましょう。