こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は埼玉県さいたま市に鎮座する「氷川神社（ひかわじんじゃ）」です。
こちらは荒川流域にある約２００の氷川神社群の総本社であり、武蔵国(むさしのくに)における一の宮とされていて「大宮氷川神社」とも呼ばれています。



氷川神社の表参道は、神社までほぼ南北一直線に伸びたおよそ２kmの道のりで「氷川参道」と呼ばれています。本当に長い参道が続いています。これだけでも、この神社が特別な神社として位置づけされているということがわかります。




御祭神は須佐之男命（すさのおのみこと）、稲田姫命（いなだひめのみこと）、大己貴命（おおなむちのみこと）という有名なビックネームが並んでいます。
東国を守り、関東の地に五穀豊穣の恵みをもたらす神社でもあり、関東屈指のパワースポットでもあります。




昔の大宮一帯は川が多く、水が豊富で豊かな土地である反面、その周辺の川が幾度となく氾濫していたそうです。氷川神社の氷川という社名は、神社付近のそんな荒ぶる川を、八岐大蛇をシンボルとし出雲平野を流れる「斐伊川（ひいかわ）」に見立てて「氷川」と名づけられたとのこと。御祭神をみても、出雲と深い関わりが見て取れますね。




神橋を渡った先にあるのは朱塗りの美しい楼門です。




拝殿・本殿をゆっくりと巡ります。




ご利益は厄除け・厄払い、合格祈願・学業成就、健康祈願・病気平癒、商売繁盛・千客万来、家内安全・交通安全、恋愛成就・縁結び、安産祈願・子宝・子授け、開運招福・諸願成就など・・・。ここに来れば大抵の願いは叶えられますね。




氷川神社の境内には、江戸時代中期まで存在した「見沼」があり、この沼には龍神が棲むとされ、龍神を鎮める祭事で伝承された龍神伝説の名残が神池となりました。
この神池には「宗像神社（むなかたじんじゃ）」があり、アマテラスとスサノオの誓約で生まれた女神である宗像三女神（むなかたさんじょしん）の多起理比売命(たぎりひめのみこと)、市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)、田寸津比売命(たぎつひめのみこと)が祀られています。




氷川神社にはかわいくて珍しい「ふくろ絵馬」という絵馬があります。
願い事を紙に書いてふくろ絵馬の中に入れて奉納します。




これは個人情報の保護から考え出されたんだとか。なるほど、これならば願いや名前などは他の人たちにはわからなくていいですね。あまり他人に読まれたくない方にはおすすめ。色の種類は10種類あるので、見た目もカラフルで映えます。




こちらは「天津神社（あまつじんじゃ）」、御祭神は少彦名命（すくなひこなのみこと）、大己貴命と共に国土経営に携わり、医学薬学の神様です。
氷川神社には摂社がいくつもあり、天照大御神（あまてらすおおみかみ）を祀る「神明神社（しんめいじんじゃ）」や、食物の神倉稲魂命（うかのみたまのみこと）を祀る「稲荷神社（いなりじんじゃ）」、学問の神、菅原道真公（すがわらみちざねこう）を祀る「天満神社（てんまんじんじゃ）」、火を司る神、迦具土命（かぐつちのみこと）を祀る「愛宕神社（あたごじんじゃ）」、他にも「山祇神社（やまつみじんじゃ）」、「雷神社（いかづちじんじゃ）」、「石上神社（いそのかみじんじゃ）」、「松尾神社（まつおじんじゃ）」、「御嶽神社（みたけじんじゃ）」、「住吉神社（すみよしじんじゃ）」、「門客人神社（もんきゃくじんじんじゃ）」などがあります。




御朱印はこちら。
氷川神社は自然に囲まれ、空気も澄んでいて、由緒ある神社でした。
ありがとうございます。
次回は「鞍馬寺」です。お楽しみに。