こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は茨城県の「息栖神社（いきすじんじゃ）」です。
応神天皇（270～310年）の御代で創建１７００年を超える歴史ある古社です。



息栖神社は茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、千葉県香取市の香取神宮とともに東国三社（とうごくさんしゃ）として古くから信仰を集めてきました。
江戸時代には「お伊勢参りのみそぎ参り」と呼ばれた風習があり、伊勢神宮参拝後にこの三社を参っていたそうです。実はこの三社の位置を結ぶと直角二等辺三角形になり、その三角エリア内には強力なパワーが存在し、素晴らしいご利益を授けてくれるんだとか。




息栖神社の手水舎のお水は恋愛成就のお水取りなどにも最適です。




二の鳥居をくぐると、鎮座しているのがお稲荷さん。ご利益は商売繁昌です。




朱色に輝く息栖神社のご神門です。奥にはご本殿が見えています。




「力石」
神栖地域の若者たちが、その力を競い合うために使ったとされる石です。見た目からも、かなり重い石であることがわかります。力自慢の猛者たちが競う姿が目に浮かびます。




ご神門をくぐったら右側の招霊の木の横に御鎮座される境内社があります。




「招霊木(おがたまのき)」
神霊を招く木とされていて神道思想において重要なものとされています。神話の天の岩戸隠れの際に「天宇受賣命(アメノウズメノミコト)」がこの木を手に持って踊ったとされています。幸運をもたらすといわれる縁起の良い木です。




息栖神社の御神木。樹齢は1000年以上ともいわれています。




息栖神社の御祭神は井戸の神である「岐神（くなどのかみ）」です。国譲りから国土を平定する神話の中で道案内をされた神様とされています。
相殿神として交通守護の神「天鳥船命 （あめのとりふねのみこと）」と「住吉三神 （すみよしさんしん）」が祀られており、交通守護や海上守護として人気を集めています。
ご利益は五穀豊穣、交通安全、海上安全、除災招福、旅行安全など・・・。




息栖神社の御朱印。
中央に「息栖神社」の朱印が押され、その右下に三笠宮崇仁親王から下賜された水晶の印があります。初穂料は５００円です。
息栖神社、鹿島神宮、香取神宮の三社を一日で参拝し、東国三社巡りをぜひチャレンジしてみてくださいね。きっと大きなパワーをもらえますよ。
ありがとうございます。
次回は宮古島の「宮古神社」です。
お楽しみに。