幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第86回
月讀宮

こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は三重県伊勢市の「月讀宮(つきよみのみや)」です。
伊勢神宮は内宮と外宮の正宮、14の別宮、109の摂社・末社の計125社があります。
そして月讀宮はその内宮である「皇大神宮別宮(こうたいじんぐうべつぐう)」の別宮です。
御祭神は「月夜見尊(ツキヨミノミコト)」で天照大御神の弟神様です。月を神格化した、夜を統べる神であり、そのために月とかかわりの深い暦や海を司る神様であると考えられています。

恋愛の神様DX


日本神話の父神イザナギによって生まれたのが、アマテラス、スサノオ、そしてツキヨミです。アマテラスやスサノオと違い、あまり神話では語られていないために、少し目立たない存在ではありますが、とても神格の高い神様です。
月讀宮のご利益は縁結び、夫婦円満、子宝子授けなどです。


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伊勢神宮は外宮から内宮へ参拝するのが正しい作法とされていますが、同じように月讀宮も参拝する順番が大切です。このように横一列に4柱のご本殿が並んでいるのが特徴的です。
最初に月讀宮に参拝し、次いで「月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)」、「伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)」、「伊佐奈弥宮(いざなみのみや)」の順番に周るのが慣例とのこと。


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ご本殿は順番通りに宮が並んでいるわけではありませんが、わかりやすく看板があるので大丈夫。


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まずはメインの「月讀宮」。桓武天皇の時代には4社が同じ垣根の中に祀られていて、4社合わせて月讀宮と呼ばれていたそうです。創建の年代は明らかではありませんが、内宮宮域外の別宮としては最高位の別宮です。


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続いて月夜見尊の荒ぶる神霊を祀る「月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)」。


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日本神話において、皇室の先祖で日本の国をも生んだとされているイザナギの「伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)」。


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一番左にあるのがイザナギの妻、イザナミの「伊佐奈弥宮(いざなみのみや)」です。
同じような造りの4つの社ですが、波動がそれぞれ違っていました。


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末社の「葭原(あしはら)神社」。
内宮の末社で、田畑に繋がりのある神社とされています。
五穀豊穣の神様「佐佐津比古命(ササツヒコノミコト)」、「宇加之御玉御祖命(ウカノミタマミオヤノミコト)」、「伊加利比売命(イカリヒメノミコト)」をお祀りしています。


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敷地内の「宿衛屋(しゅくえいや)」では、御守や御札などを授かることができます。


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御朱印はこちら。
月讀宮は内宮と違って人も少なく、穴場でした。
伊勢神宮の隠れたパワースポットである月讀宮、おすすめです。
ありがとうございます。
次回はもうひとつ内宮(皇大神宮)の別宮「倭姫宮」です。
お楽しみに。
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