こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は三重県伊勢市の「佐留女神社(さるめじんじゃ)」です。
佐留女神社は猿田彦神社の境内社にある神社です。



「猿田彦(サルタヒコ)」は天孫降臨の際に、「邇邇芸命（ににぎのみこと）」を道案内した神様です。




佐留女神社の御祭神は「天宇受売命（あめのうずみのみこと）」です。
天宇受売命は天照大御神が天岩窟に籠もられた「岩戸隠れ」の伝説のときに、神楽をされた神様です。天宇受売命の踊りで八百万の神々が喜び笑ったことで、天照大御神が再び現れて平和な世になったという神話があります。まさに日本最古のダンサーさんですね。
そのため天宇受売命は、芸能や縁結びにご利益があるとされています。




佐留女神社という名前の由来ですが・・
猿田彦は猿や天狗といった怪しげな風貌だったので、天孫降臨の道案内のときに天の神様が怖がって近づけなかったのを天宇受売命が皆の関係を繋いであげたそうです。
その功績から天宇受売命は「猨女君（さるめのきみ）」という称号を受けられました。
そういった経緯もあり、天宇受売命と猿田彦はご夫婦になられ、猿田彦神社に佐留女神社があるのです。




ご夫婦の神様ということで、佐留女神社と猿田彦神社のご本殿は向かい合うように鎮座しています。伊勢神宮の内宮の近くということで大勢の方々が参拝していました。




猿田彦神社の「方位石（ほういせき）」。干支の方位を刻んだ文字盤です。
昭和11年まで神様をお祀りしていた御神座のあった「古殿地（こでんち）」です。
自身の干支に触れ願い事をお願いすると御利益があるといわれている神聖なパワースポットです。
また、この文字盤の決められた方位の文字に手のひらを当てて祈願すると、運気アップにつながるそうで、触る順番は、仕事運なら亥→卯→未、人気運や才能などの運なら寅→午→戌、金運なら巳→酉→丑、家庭運なら申→子→辰・・というかんじだそうです。
写真ではお賽銭が置いてありましたが、これはNGなので気を付けて。




猿田彦神社の境内にある「たから石」。
「宝船」に石の形が似ていて縁起がいいことで名付けられたそうです。
この船形石は蛇が乗っているように見えるために特に縁起が良いものとされているとのこと。確かに金運の蛇が乗っているように見えますね。




絵馬は方位石の形をしていますね。




ご利益がたくさんいただけそうなお札やお守りなどもたくさんありました。




この日はラッキーなことに結婚式が行われていました。素敵。
素晴らしいご縁がたくさん結ばれていきますように・・・。




佐留女神社と猿田彦神社の御朱印をいただきました。ご夫婦仲良く・・。
佐留女神社は様々な習い事やお稽古事を上達させたい方や、スポーツ、芸能や音楽などで成功したい方、恋愛や縁結びを願う方々のパワースポットとなっています。
ありがとうございます。
次回は「伊勢旅行」です。
お楽しみに。