こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は三重県の「伊勢旅行」です。
伊勢といえば伊勢神宮ですね。人生何度目かのお伊勢参りに来ました。
ここだけは日本人にとって特別な場所です。



伊勢神宮の御祭神は天皇家の祖先ともいわれている「天照大御神（あまてらすおおみかみ）」です。
古墳時代、第11代垂仁天皇（すいにんてんのう）のときに天照大御神の御住まいとして建てられたのが始まりとのことですが、もともとは天皇の御所に祀られていたそうです。それが第10代崇神（すじん）天皇のときに、もっと神様にふさわしい場所に移す計画がはじまりました。最初は崇神天皇の皇女の「豊鍬入姫命（とよすきいりひめのみこと）」が、大和国に臨時の祭祀所を建てて祀っていましたが、その後に、豊鍬入姫命と交代した垂仁天皇の第四皇女「倭姫命（やまとひめのみこと）」が新たな場所を求めて諸国を巡ります。そして伊勢に到着したとき、天照御大神が「この国にいたい」と仰せになったため、五十鈴川のそばに社を建てたと伝えられています。




かつての禊の場である五十鈴川の御手洗場で手をお清めします。水はとても清く澄んでいて冷たいです。この川だけでも神聖さを感じます。




「御正宮(ごしょうぐう)」
この石段の上に天照大御神が祀られています。




伊勢神宮では約1300年前から、20年に1度、内宮・外宮にある正殿（しょうでん）や別宮をすべて建て替え、神様の装束や神宝も新しいものに作り替える式年遷宮を行っています。
現在では62回目の式年遷宮の御正宮です。
この式年遷宮のおかげで大切な技術が1300年前から今もなお受け継がれてきているのですね。素晴らしいです。




奥にある正宮から順に「荒祭宮（あらまつりのみや）」「風日祈宮（かざひのみのみや）」といった別宮を回り参拝していきます。お気に入りは風日祈宮です。氣がとても良かったです。




いつも人の賑わいで溢れている伊勢神宮ですが、朝5時から開門しているそうなので、早朝の静かな時間帯の早朝参拝もおすすめです。




伊勢神宮内宮の御朱印はこちら。




参拝後は「おかげ横丁」でお土産や食事などを堪能します。
「おかげ横丁」は、「おはらい町」の一画にあり、第61回の式年遷宮を記念して、1993年にオープンしました。古い建物を移築したり、電線を地中に埋めたりして、伊勢神宮参拝が盛んだった江戸時代の街並みを再現しているそうです。また、ここでは紙芝居や太鼓の演奏などの催しなどもやっているのでいろいろと楽しめます。おかげ横丁の名前は、旅人が地元の人々の親切の「おかげさま」で、無事にお参りを果たせたことに由来するそうです。はるばる全国からやってきた旅人のことを伊勢の方々はあたたかく迎えてくれたのですね。
この「おかげさま」の精神をこの先の世にもずっと皆で繋げていきたいですね。




また、伊勢ということで普段は食べることのない伊勢海老のパエリアをいただきました。
こんな美味しい伊勢海老や海産物があるのですから、この土地を天照大御神が気に入ったのも納得ですね。




伊勢のホテルでは貸し切りの露天風呂をひとりで堪能させていただきました。
ゆったりと静かにのんびりと入れる露天風呂は最高です。毎日でも入りたい…。




伊勢旅行はずっとお天気にも恵まれ、幸せでした。
伊勢は神様も気に入る最高の土地でした。ありがとうございます。
次回は「銀閣寺」です。
お楽しみに。