幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第97回
中国旅行1

こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は「中国旅行1」、2010年に中国に行ったときのものになります。

恋愛の神様DX


ツアーバスの車窓から、2008年北京オリンピックのときの式典で使用された「北京国家体育場(通称は鳥の巣)」が見えました。本当に鳥の巣のように見えますね。


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北京の屋台などを散策しました。
いろいろと日本では食べられないような食材がたくさん売られていました。
ヒトデ?のようなものとかムカデ?のようなものとか、なかなかチャレンジできずに見ているだけでしたが・・・。
ここではツアーで替えた中国のお札を何度も何度も「本物なのか?」とチェックされて、その後、見事にボラれました(泣笑)。
ホテルに行っても、ホテルの売店なのに、有名ブランドのコピー商品がたくさん売られていました・・・。
いろいろとすごいな、中国。


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まず中国観光でやってきたのは、中国4大庭園のひとつであり、文化的・歴史的価値から1998年にユネスコの世界遺産に登録された「頤和園(いわえん/イーフーユアン)」です。
北京市内から約12km北西に位置する頤和園は、敷地面積約290万ヘクタールという北京で最大規模の中国皇帝の庭園です。人口湖の「昆明湖」がとても特徴的で、庭園内には、南手にゆったりと広がる昆明湖、その北に立ち並ぶ美しい楼閣や回廊、仏教建築など100ほどの建築物で構成されています。広大な敷地には湖や山、島、多彩な橋、様々な建造物などがあり、これらすべては皇族たちのバカンスのために作られた庭園なのです。
元々は清の第6代皇帝である「乾隆帝(けんりゅうてい)」が母親の誕生日を祝って作られた庭園でした。その後、第2次アヘン戦争 のときに英仏連合軍により徹底的な破壊を受けましたが、この庭園を愛した西太后が隠居後の住まいとして再建し、余暇を過ごしたそうです。そのときに頤和園と名前を変えました。
西太后が暮らしたという楽寿堂や執務室の仁寿殿など、数多くの豪華な宮殿が建てられ、芝居を見るための舞台もあったそうです。まさに贅のかぎりを尽くした再建でしたが、その際に莫大な軍事費を流用したために日清戦争に敗れたという話が有名なんだとか。


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そして昆明湖に面した728メートルにも及ぶ廊下は、皇族たちが散歩を楽しむ場所だったそうで、雨の日でも散歩を楽しめるよう屋根が設置され、欄干にはさまざまな美しい絵が描かれていました。梁には、西遊記、水滸伝、三国志などのシーンなどが描かれています。
この廊下は絵の描かれた木廊として世界最長だそうで、ギネスブックにも登録されています。


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頤和園の敷地の4分の3を占める「昆明湖」は広さ220ヘクタールで、北京で最も大きな人工池だそうです。昆明湖を掘ったときの土で作られたという万寿山、そしてその上にそびえ建つ仏香閣は頤和園のシンボルになっています。山ができるくらい掘るって、絶句します。
ここはかつて瓮山泊という沼であった所を、元の時代に水源を確保するため貯水池が作られ、その後さらに掘削が進み、1750年頃には広大な湖となったそうです。湖に浮かぶ南湖問島へ渡る150メートルもある十七孔橋には、544頭の獅子が刻まれていて、素晴らしい芸術作品となっています。ツアーガイドさんは、「皇族のお遊びのためにこんなに大きな湖と山が造られた」などと皮肉を込めた感じで言っていました。いやはや、中国の権力者の力はすごいですね。もうこれはまるでひとつのテーマパークのようでした。


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次にやってきたのは、世界遺産である明の時代の第3代皇帝から第17代皇帝のうちの13人の皇帝たちが眠るお墓がある「明の十三陵(みんのじゅうさんりょう)」です。
北京の郊外約40~50 キロ北西に位置し、天寿山のふもとに造営されたため、周りが山に囲まれていて、綺麗な自然も同時に楽しめるスポットです。ただ、お墓といっても、周囲約40キロと敷地内はとてつもなく広いので、見る場所を決めて回るのがおすすめです。


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ツアーでは「定陵」へ。中国、明の第 14代神宗万暦帝の陵で、1584年から6年をかけて営造された大きな陵墓です。


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巨大な石碑が立っています。もうなんていうか、どれもこれも巨大なものばかり。
とにかく迷わないよう、ガイドさんについていきます。


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ここから入る地下宮殿は、1956~58年にわたって発掘されました。
地下 27メートルの深さに、墓室は前殿、中殿、左配殿、右配殿、後殿(后殿)の5つの部屋で仕切られており、総面積は 1195平方メートルもあります。


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後殿には3個の木棺が置かれ,宝冠をはじめとして多数の副葬品が発見されたそうです。
たくさんの宝物の数々・・・まさに力の象徴ですね。
また、ガイドさんは「ここを建設した人たちはその後秘密保持のために埋められて・・・」など、怖い話をしていました。
ツアーだったので駆け足で巡っていましたが、時間があれば歴史をもっと勉強してゆっくりと探索してみたい場所がたくさんありました。
ありがとうございます。
次回は「中国旅行2」です。
お楽しみに。

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