第二章
≪オーガズムに達する第二段階・膣の中でイク≫
それはある時突然訪れた。
とある海外のホテルでの出来事、9人目の男で膣の中で
イクことを知った。kaoはその男を愛していなかった。
けれども恋はしていたし、一緒に過ごす時間はお互いに
癒しを与えあった。彼には妻子がいるものだから、
二人の情熱が盛り上がった地点で彼は「愛しちゃダメだよ」と言い、kaoもその言葉に「うん」と言った。
確かに恋は盛り上がっていたけれど、酸いも甘いも知っていたkaoは、
相手のすべてを受け入れることはできない、そして相手もkaoの全てを理解できないと知っていたので(この時はまだ占い師ではなかったけどね)、
恋と愛は別物という認識で、盛り上がる恋をクールな眼差しで傍観し、彼を愛することはなかった。
でも二人は恋人同士のように海外旅行に行ったり温泉に行ったり、
共有する時間を大いに楽しんだ。
ある海外旅行先で、二人は
毎晩エッチしていた。3日目の晩が訪れ、いつもと同じように、まずは彼が前戯で
クリトリスを触りkaoをイカせてくれ、そして本番へと入っていたのだが、途中から膣がいつもの倍脈打ち始め、
体中のエネルギーがそこに集まっていくのと同時に、そこに何かが押し寄せてくる感覚を感じた。
その押し寄せる感覚をキャッチしようと、しきりに膣に力を入れてみた。それはほぼ無意識であり、膣が主導権を握り、膣がその他の感覚器官を支配しているような感じ。膣が
彼のXXXを飲みこむように咥え、彼のXXXは
いっそう硬くなり、kaoは宇宙に飛び立った。それが挿入時に
オーガズムに達する感覚、いわゆる膣の中でイクという感覚だった。
愛していなくても、まるでこの宇宙に二人しか存在しないかのようにその瞬間二人が一つになり、オーガズムに達することができた。ある意味、「愛とは何?」と混乱を招くような
美しき感覚でもある。
膣の中でイクのを覚えてからは、コツをつかんだように膣の中でいくのが容易になった。もちろん相手はその彼じゃなくても。
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