2022年6月21日、太陽が蟹座に移動して夏至を迎えました。蟹座シーズンの到来と同時に、夏が本番へと向かっていきます。ジメジメやムシムシの季節は体調不良を起こし、夏バテしやすくなる時期です。運気のアップダウンを自ら招いてしまうこともあるでしょう。
今回は蟹座の力を高めて、気分や運気の波に負けず、どんな日でも有意義に過ごし、毎日を充実するお粥の秘術をご紹介します。
≪蟹座≫
毎日の生活を司る蟹座は、日常の小さな喜怒哀楽を通して、人の人生そのものを彩る星座です。でも、どれか１つの感情にとらわれ過ぎるとバランスを失い、気分の浮き沈みが激しくなってしまうことがありますよね。集中して何かに取り組むのではなく、感情の虜になってしまうと、健全さを失ってしまうのです。日々の営みはだれもが行う普通のことで、大層なものではないかもしれませんが、どんなに素晴らしい出来事も、こうした繰り返しのあとに巡ってきます。沈み込んでいたときに嬉しいことに見舞われると、動揺したり、喜びすぎてしっかり受け止められないこともあるでしょう。そうならないように、安定した毎日を築くことが大事です。気分で動くのもいいけれど、どういう気分でいるかが重要になります。あなたの中にある蟹座力を磨いて、自分の気分を使いこなし、素晴らしい出来事をより素晴らしいものにしていきましょう！
≪運気の波≫
運気には良し悪しがあり、悪いときは何をしてもダメで、よいときはすこぶるよいと解釈されがちですが、そんなことはありません。もちろん、何をしてもうまくいかず、ダメダメな運気だと思うこともあるでしょう。こういうときには、運気の波を乗りこなすコツを役立てればいいのです。
運気が上がったときに大はしゃぎし、下がったときに落胆することを繰り返していると、どうしても運気に振り回されることになります。喜怒哀楽の気持ちのままに、上がりすぎたり、下がりすぎたりしていてはいけません。喜び、怒り、哀しみ、楽しみを感じるのは◎でも、運気の波に揉まれるままに気分を動かしすぎないようにしましょう。運気の波のふり幅が大きいほど、立て直しが困難になります。どんな感情を抱いても、すぐに平静を取り戻して、気分の波を大きく揺らさないようにするのです。そうすることで、あなた自身の運気が安定し、運が底上げされていきます。運に底があるとして、１番低い部分を少しずつ上げていくイメージです。ラッキーに思えることがあるたびに運を底上げすることで、運気の波がより高く上がるようになります。これを繰り返し、安定した運を自分のものにしていきましょう。
≪気分や運気の波に負けないお粥の秘術≫
夏至は、農作業を行う目安とされ、各地で田植えが行われていきます。運気や気分の波に流されず、せっせと行われる農作業からの恵みであるお米を使って、日頃の食に感謝を捧げながら、自分のために時間をかけてお粥を作りましょう。
夏至を過ぎたタイミングの新月から満月に向かう“満ちゆく月”の期間に行います。直近の新月は、6/29の蟹座の新月。蟹座で迎える新月を過ぎたところから、7/14の山羊座の満月を迎える前日までにぜひどうぞ。期間中であれば、いつ何度行ってもＯＫです。
（用意するもの）
・毎日使っている調理器具（ふたつきの鍋orフライパン、コンロ、お玉など）
・毎日使っている食器（お茶碗、お箸など）
・お米1/2合
・飲み水600cc～900cc程度（お米をとぐ水は別に用意）
・天然塩
・赤紫蘇梅干し
① お米をといで、水を切ります。
② 鍋orフライパンに①のお米を入れ、水を注ぎます。
※普通の柔らかさなら600cc、柔らかめなら900ccを目安に調整してください。
③ ②をコンロにかけ、中火で煮立てたら弱火にし、やさしくかきまぜます。少し隙間があくようにずらして、ふたをしておきましょう。
④ ここから30～40分程度煮ます。途中、お米が焦げ付かないように、ふたを開け、鍋底からやさしくかきまぜましょう。様子をみながら、適時かきまぜてください。
あなた自身のために、丁寧にお粥を作る大事な時間です。魔女になって、大窯を混ぜるようなイメージで、やさしい気持ちで行いましょう。
⑤ 好みの堅さに仕上がったら、天然塩を入れて混ぜます。
⑥ お茶碗によそって、赤紫蘇梅干しをのせて、有難くいただきましょう。香の物やお味噌汁などを一緒に食べてもOKです。あなたの心と身体が満足するようにどうぞ。
「魔力を注げる煮込み料理×農作物」からのお粥です。知らない人が自分のためにもたらしてくれた恵みを受け取り、時間をかけて丁寧に料理することは、それだけで魔法の力を発揮します。生活に欠かせない食を整えながら気分を落ち着け、蟹座力を高めましょう。何気ない日常を大事にする気持ちが、安定の充実を実現するのです。
