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ハロウィンを迎える間際の10月30日から、火星の逆行が始まります。火星の逆行は2年に1度、60日前後の期間続きます。体力、勇気、情熱、怒り、性衝動などを司る火星のエネルギーをくすぶらせずに、上手に使えるかどうかが大事になる時期です。
今回は、逆行する火星を空回りさせず、しっかり使いこなす秘術をご紹介します。



≪火星≫
体力、勇気、情熱、怒り、性衝動などを司る火星は、「やる気」に大きく作用します。野心を燃やして挑戦したり、勝利を目指したりと、意欲的に行動する力を生むのです。火星の力がスムーズに働く時は、怒りのパワーも負けん気を生み、不可能を可能にするための動力をもたらします。火星が司るものの一つに「ニキビ」がありますが、皮脂などが毛穴に詰まって膨らませてできるニキビは、代謝のエネルギーの滞りでもあり、1か所に集中してパワフルになった力の結晶と言えるのかもしれません。怒りがポテンシャルになるようなイメージに近いでしょう。怒りは悪しきものとされますが、「こうしなくてはいけない」という動機とやる気をもたらすこともあるのです。


≪火星が逆行すると……≫
火星が逆行すると、火星が司るものが滞り始めます。単純に、動きたくても動けない状況になることもありますが、体力、勇気、情熱、怒り、性衝動などがくすぶり始め、空回りを起こすようになるでしょう。体力や性欲を持て余して暴力的になったり、情熱をぶつけられずイライラが増大し、怒りの力が不健全な方向に向けられてしまう可能性があります。やる気を失ってミスが増えたり、人任せの無責任さが状況を悪化させることもあるでしょう。ニキビなどの肌トラブルも増え、さらにはストレスで身体的に病んでしまう人もいるかもしれません。どんなエネルギーもしっかり循環させることが大事です。ため込み過ぎず、発散することです。
いつもやる気になれない、弱気になってクヨクヨしてしまうという人は、むしろ火星の逆行をきっかけにして、新しい自分に変わるチャンスにできるかもしれません。


≪逆行する火星を使いこなす秘術≫
まず、以下の3つを守りましょう。
① 自分にも他人にも無理強いしない
② マメに体を動かす
③ マイナスの言動を慎む


① 自分にも他人にも無理強いしない
やらせる方もやらされた方もイライラするのが「無理強い」です。今は難しいと思ったら、そこでムリをしてまで頑張らず、別のことをしてみましょう。気分が変われば自然とやる気になれることもあります。慌てないことです。

② マメに体を動かす
倦怠感やイライラ、性的な欲求不満も、体を動かすとラクになります。本格的に運動するのもありですが、散歩や買い物に出掛けたり、部屋を掃除するのもオススメです。

③ マイナスの言動を慎む
悪口や文句、不吉な発言などは控えましょう。聞いた人、目にした人にも不快感が広がって、マイナスの循環を巡らせることに。「どうせ…」と言いたい時は「せっかくだから」に言い換えましょう。「せっかくだからこうしよう」という建設的な発想と行動が生まれ、嬉しい展開を迎えられるようになります。


あとは、勇気と力を与える「ソロモンの護符・火星1」をお守りにしましょう。

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これを書き写して円形に切り抜いたら、裏面に蠍(さそり)の絵を描くのも◎。霊的なお守りになります。不安定な火星の力を安定し、使いやすくなるでしょう。たまに眺めるのもオススメです。


力はどんなものでも吉凶の両方に作用します。吉に使うためには、利己に走らず、感情をコントロールすることが大事です。心を込めて行うとパワフルですが、誤った方向に傾倒すると凶の力になってしまうので気を付けましょう。


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原稿提供元アカデメイア
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